【プレイオフ】サンダー対ロケッツ第2戦:ロケッツの追い上げ届かず、鳴らない笛
サンダーが1勝0敗のリードで迎えたシリーズ第2戦。デュラント、ウェストブルック共に29得点の活躍で、サンダーが105-102でロケッツに勝利した。
第4Qにサンダーのリードが15点にまで広がり、そのまま試合を終えるかと思われたが、そこからロケッツが猛反撃。ジェームス・ハーデンを軸に21-2のランを仕掛け、残り3分台には逆に4点差をつけた。
そこからは両者一歩も譲らぬ展開となり、98対97のサンダーリードで迎えた残り1分。勝敗を大きく左右するプレイが起こる。
タボ・セフォローシャがロケッツを2ゴール差に突き放すスリーポイントを決めるわけだが、そこにはあからさまなオフェンスファウルがあった。
上の動画でもわかるように、ケンドリック・パーキンスがシュートを止めに入ろうとするチャンドラー・パーソンズの腕をがっしりと掴んでいる。
なぜ笛が鳴らない?審判が見落としていたのだろうか。
真後ろにいたのだから、絶対に見ていたはずだ。本来なら、バスケットはノーカウントでロケッツボールになるべき。これもホームコートの恩威だろうか。
例えパーキンスが掴んでいなかったとしても、恐らくパーソンズは間に合わず、シュートは決まっていたように思う。このプレーが勝敗を分けたというのも少し大げさかもしれない。ただ、好ゲームの大詰めでこんなチープなプレイがあると、どうも後味が悪い。
というか、パーキンスはこんな大事な場面で何考えてんだ?どう転んでもチームのプラスになるようには思えないが…。
試合は、そのままサンダーがロケッツの反撃をしのぎきる形で終了した。これでシリーズは2-0とサンダーが圧倒的有利に。第3戦は、27日にロケッツのホームで行われる。
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