ウォリアーズが開幕23連勝、クレイ・トンプソンは10本のスリーで39得点
ゴールデンステイト・ウォリアーズが、現地8日にバンカーズ・ライフ・フィールドハウスで行われたインディアナ・ペイサーズに131-123で快勝し、開幕23連勝を達成。昨季レギュラーシーズン最後の連勝も合わせると、これで通算27連勝となり、マイアミ・ヒートが保持する歴代最長2位記録に並んだ。
試合開始3分で6-13の7点ビハインドに陥ったウォリアーズだが、そこから第1Q終了までに38-15のランを展開して完全に主導権を掌握。ステファン・カリーとクレイ・トンプソンが前半だけで45得点を挙げ、79-60で試合を折り返すと、第3Qも攻撃の手を休めることなく高確率でフィールドゴールを沈め続け、第4Q開始までに28点リードを奪う。
▼ウォリアーズ、第1Q~第3Qショットチャート
第4Qに入ると、ペイサーズはセカンドユニットがクォーター最初の6分間に22-10のランで猛反撃。そこからポール・ジョージを投入し、残り時間24秒で6点差にまで詰め寄ったが、試合をひっくり返すには時間が足りなかった。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 44 | 35 | 32 | 20 | 131 |
IND | 28 | 32 | 23 | 40 | 123 |
クレイ・トンプソン
この日のトンプソンは10本のスリーポイントを含む21本中13本のフィールドゴールを決め、自己シーズンハイの39得点をマーク。1試合10本以上の3Pを複数回記録した史上3人目の選手となった(J.R.スミス3回、カリー2回、トンプソン2回)。
▼トンプソン、シーズンハイ
なおトンプソンは、第4Q終盤に足首を捻挫してしまい、そのまま試合を途中退場した。レントゲン検査の結果、骨に異常はなかったようで、試合後のインタビューでは、「2~3日は痛むと思うけど、すぐに戻ってこれるはずだ」とポジティブなコメントを残している。
「大丈夫だよ。足首を捻挫するのは初めてじゃないから」
ウォリアーズは他に、カリーが29得点、10アシスト、7リバウンドを記録。ブランドン・ラッシュはスリー6本中3本成功で13得点、4本のアリウープダンクを決めたアンドリュー・ボガットは14得点/10リバウンドのダブルダブルで勝利に貢献した。
▼アリウーププレー連発
一方のペイサーズは、ポール・ジョージが33得点、8リバウンド、6アシストをマーク。C.J.マイルズが5本のスリーで24得点、チェイス・バディンガーが12得点、7リバウンドを記録した。
▼PG33得点
今後のウォリアーズは、11日と12日にボストンとミルウォーキーで行われるバック・トゥ・バック試合でようやくアウェイ7連戦を終え、16日から28日にかけてホーム5連戦が待っている。
試合後、27連勝を達成したウォリアーズに向けて、伝説のバスケチーム「ハーレム・グローブトロッターズ」から祝福のメッセージが届けられた。
「27連勝おめでとう。我々の現在の連勝記録まであと3562勝だ」
どうやらグローブトロッターズは現在3589連勝中らしい…。ウォリアーズはここから2058-59シーズンあたりまで無敗を維持すれば、グローブトロッターズの今の記録に追いつける。
ボックススコア:「NBA」