【FIBA2019】八村塁がW杯初戦でイルヤソバに強烈なダンク
9月1日、中国で開催されているFIBAワールドカップ2019ではグループEの1次ラウンド初戦が行われ、世界ランク48位の日本代表と17位のトルコ代表が対戦。
日本は第1Qからトルコにペースを握られ67-84で大敗したものの、2019ドラフト9位指名でNBA入りした八村塁が試合中盤で超ファインプレイを披露して会場を沸かせた。
前半残り46秒、それまでフィールドゴールをほとんど決められず苦戦していた八村は、相手のパスミスをスティールしてドリブルで速攻を展開し、後を追ってきたエルサン・イルヤソバの上から豪快にワンハンドダンク。
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NBAのベテラン選手をポスタライズした八村だが、この日のマッチアップではイルヤソバに軍配が上がった。
イルヤソバは30分の出場でゲームハイの23得点と10リバウンドでダブルダブルを達成。トルコは他に、クリーブランド・キャバリアーズのセディ・オスマンが同じく23得点を記録している。
一方の八村は序盤からトルコの守備に苦戦し、フリースローから点を稼いでチーム最多の15得点をあげるも、FG成功は10本中3本。日本はリバウンドやペイントエリア得点といったフィジカルなプレイで終始トルコに圧倒された。
日本は9月3日にチェコ代表と、トルコはアメリカ代表と対戦。日本代表が1次ラウンドを突破するためには、次のチェコ戦はマストウィンの試合となる。
▼日本vsトルコ戦ハイライト
なお同日のワールドカップでは、今大会のベストプレイヤーであるヤニス・アデトクンボ率いるギリシャ代表がモンテネグロ代表に快勝。オーストラリア対カナダの一戦では、マシュー・デラベドバが24得点の大活躍でオーストラリア代表を初戦白星へと導いた。
▼2019NBAのMVP
FIBAワールドカップでは、A~Hの1次ラウンド8グループからそれぞれ上位2チームが次のラウンドへと進出する。
ボックススコア:「FIBA」