ビスマック・ビヨンボ、マジックと4年契約で合意
オーランド・マジックが、有力なビッグマンをまた1人ロースターに加える。
ESPNの報道によると、FAのビスマック・ビヨンボが現地2日にマジックとの契約に合意。契約期間は4年で、サラリーは総額7000万ドルあたりになるという。
昨季のビヨンボは、レギュラーシーズンすべての試合に出場し、キャリア最多の5.5得点、8.0リバウンドを平均すると、プレーオフではさらにブレイク。センターのヨナス・バランチュナスが負傷離脱したECセミファイナル中盤からはスタメン出場し、キャブスとのカンファレンス・ファイナル第3戦で球団新記録の26リバウンドを記録するなど大活躍をみせ、FAでのプレーヤーバリューを高めた。
マジックは昨季トレードデッドラインからオフシーズンにかけて、トバイアス・ハリスやビクター・オラディポら中心メンバーを放出し、ビヨンボ、サージ・イバカ、ジェフ・グリーン、ジョディー・ミーク、D.J.オーガスティンをトレード/FAで獲得。どういったチームを目指そうとしているのか、まだよく掴めないが、守備力が一気に上昇したのは確かだ。昨季は平均ブロック数で、イバカがリーグ6位、ビヨンボがリーグ11位を記録している。
とりあえずは、フロントコートの出場時間をどのように振り分けるのかが気になるところ。イバカ/ビヨンボ/ニコラ・ブーチェビッチの3人でビッグマンのローテーションを組んで、アーロン・ゴードンを3番に上げるのか?PF/Cの先発は誰になるのか?もしかすると、ブーチェビッチのトレード放出もあり得るかもしれない。
新たにマジックのHCに就任したフランク・ボーゲルの手腕に期待がかかる。
なおビヨンボは、プレーオフでのフレグラントファウル・ポイントが上限を超えたため、2016-17シーズンの開幕戦で出場停止処分となる。
参考記事:「ESPN」