ブレイク・グリフィンが3ヵ月ぶりにチーム練習に参加
昨年12月から怪我で戦線離脱が続いているロサンゼルス・クリッパーズのブレイク・グリフィンが、現地26日に行われたチームの練習についに復帰した。
グリフィンは、大腿部の負傷に続いて、1月にチームスタッフを殴って右手を骨折し、今季41試合を欠場。クリッパーズはその間を27勝14敗の好成績で勝ち越しているものの、ロスターに疲れが出始めたのか、3月に入ってからの12試合は5勝7敗でやや勢いが落ちている。またウォリアーズ、スパーズ、キャブス、サンダーの4強との対戦は2勝7敗と、大きな試合でなかなか勝てておらず、やはりグリフィンがいない穴は大きい。
▼グリフィンのシーズンハイ40得点
(11月25日ジャズ戦)
クリッパーズのドック・リバースHCによると、26日の練習では激しいワークアウトを行わなかったようだが、グリフィンのコンディションは「素晴らしかった」とのこと。正式な試合復帰の日程は未定だが、チームスタッフを殴った不祥事の件で、ロスターに登録されてから4試合の出場停止処分が与えられるため、コートに戻れるのは早くても現地4月3日のワシントン・ウィザーズ戦以降となる。
今季のグリフィンは、30試合で23.2得点、8.7リバウンド、5.0アシスト、FG成功率50.8%を平均。目前に迫ったポストシーズン開幕に向けて、少しでも多くの試合に出場して実戦の勘を取り戻し、チームに馴染んでおきたいところだが、リバースHCは「プレーオフに間に合いさえすればいい」としている。
「正直なところ、グリフィンがプレーオフ開始時にプレーできるのであれば、例え(それまでの試合数が)ゼロでも構わないと思っている。それがプレーオフシリーズに臨む理想的な形か、と言われればノーだろう。しかし彼がいないよりはましだ。私はそう考えている」
– ドック・リバース
Image by LWYang/Flickr
参考記事:「LA Times」