ドワイト・ハワードが2020ダンクコンテスト出場か
“スーパーマン”がNBAダンクコンテストに戻って来る?
今季をロサンゼルス・レイカーズでプレイしている元スーパースターのドワイト・ハワードが、2月にシカゴで開催されるオールスターウィークエンド2020のスラムダンク・コンテストに出場することが決まった模様。リーグからの正式な発表はまだだが、『The Athletic』のShams Charania記者が関係者から得た情報として伝えている。
ハワードは2007年~2009年に3回連続でダンクコンテストに出場し、2008年には優勝。赤いマントを身に着け、フリースローラインの少し内側からジャンプしてボールをリムに投げ入れる「スーパーマン・ダンク」が高い評価を得た。
▼当時のハワードは22歳
ハワードは今季レイカーズでの36試合で7.1得点、6.8リバウンドを平均。
ヒューストン・ロケッツを退団してからの数年は、どのチームでも上手くフィットできず、球団を転々としていた。だが3度目の正直というべきか、レイカーズ加入後はついにロールプレイヤーとしての役割を100%受け入れ(ポストアップを要求しなくなった!)、レブロン・ジェイムスのリーダーシップの元で控えビッグとしてチームに貢献している。
現在ハワードは34歳。ダンクコンテストを制覇したマジック時代と比べると、当然ながら身体能力は衰えている。全盛期当時のハワードは、NBA史上でも屈指の怪物アスリートで、チャールズ・バークレーが「これほど高く跳べる7フッターは前例がない」と大絶賛していたほどだった。
ただ今季は、チームにおける役割が明確で限定的かつシンプルになったこともあってか、ここ数年間で最も動きに切れがある印象。
▼今シーズンは63本のダンクに成功
ハワードがダンクコンテストでどんなダンクを披露するのか楽しみだ。
なお今年のダンクコンテストにはハワードの他にも、2015年~2016年にコンテスト2連覇を達成したザック・ラビーンや、グリズリーズ新人のジャ・モラントらが招待を受けているという。
ソース:「The Athletic」