デリック・ローズ、ペンを観客席に投げ込み罰金処分に
NBAは現地14日、試合中に不適切なふるまいをしたとして、デトロイト・ピストンズのデリック・ローズに2万5000ドルの罰金処分を科したことを発表した。ローズがペンを観客席に投げ入れたためだ。
問題の行為があったのは、現地1月13日に行われたピストンズ対ニューオリンズ・ペリカンズ戦のオーバータイム残り37秒。6点ビハインドに陥ったピストンズがタイムアウトをコールした際、ローズはコートサイドテーブルの上にあったペンにフラストレーションをぶつけてしまう。
ピストンズは、ここ15試合中12試合に敗北。この日の試合でも、第4Q序盤の13点ビハインドから猛反撃を仕掛け延長戦に持ち込むも、勝利には届かなかった。ローズはOTを無得点に抑えられたこともあり、フラストレーションが溜まっていたのだろう。
NBAは故意か否かにかかわらずスタンドに何かを投げ込む行為に対して非常に厳しい。過去には、ボールやシューズ、ヘッドバンド、マウスピース、クッションなどを投げた選手たちがペナルティを食らっている。ペンで罰金処分となったのは、恐らく今回のローズが初めてだろう。
参考記事:「NBA」