2019年12月のNBA月間賞: ヤニスが4カ月連続で最優秀選手に
NBAは現地1月3日、2019-20シーズン12月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手)、ルーキーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人選手)、コーチ・オブ・ザ・マンスの受賞者を発表した。
・イースト:ヤニス・アデトクンボ
イースタンカンファレンスでは、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが選出。昨季2月から4カ月連続でのイースト月間最優秀選手賞の受賞となる。
12月のアデトクンボは、12試合の出場でリーグ2位の29.5得点、リーグ7位の12.0リバウンド、スリー成功率39.1%を平均。10試合でダブルダウブルを記録する活躍を見せ、バックスを月間13勝2敗の好成績に導いた。
アデトクンボにとっては、キャリア通算7回目の月間賞選出。1月2日の時点での今季バックスは、球団史上ベストスタートとなる31勝5敗でリーグ首位。シーズン70勝にも手が届くかもしれないペースだ。
・ウェスト:ジェイムス・ハーデン
ウェスタンカンファレンスでは、ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンがキャリア9回目の受賞を果たした。
先月のハーデンは、14試合でリーグ首位の37.3得点、6.9アシスト、スリー成功率42.5%を平均し、ロケッツを月間10勝5敗に牽引。3試合で50得点以上をマークする圧巻のスコアリングを維持しながら、その一方で守備面でも2.1スティール、1.2ブロックを記録と奮闘した。2019年12月に2スティール/1ブロック以上を平均したのは、ハーデンとアンドレ・ドラモンドの2選手みだ。
なおハーデンは、あと112点でNBA史上45人目となるキャリア通算2万得点突破を達成する。
ルーキー・オブ・ザ・マンス
2019年12月の月間新人賞には、10月/11月に続いてマイアミ・ヒートのケンドリック・ナンとメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが再び選出された。
ナンは先月の15試合で15.5得点、3.9アシスト、3.3リバウンドを平均し、ヒートの11勝4敗に大貢献。ドラフト外のルーキーが同賞を複数回受賞するのはNBA史上初だという。
モラントは12月の11試合で15.5得点、6.5アシストを平均。グリズリーズは月間7勝4敗の好成績を収めた。グリズリーズの選手が2カ月連続でルーキー・オブ・ザ・マンスに輝くのは、モラントが球団史上初だ。
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コーチ・オブ・ザ・マンス
12月のコーチ・オブ・ザ・マンスは、ミルウォーキー・バックスのマイク・ブーデンホルザーと、オクラホマシティ・サンダーのビリー・ドノバンが受賞。12月のバックスはリーグ首位の13勝2敗、サンダーは3位タイの11勝4敗をそれぞれ記録している。
参考記事:「NBA」