グレッグ・オデンが中国リーグのチームと契約
元NBAセンターのグレッグ・オデンが現地17日、中国プロバスケットボールリーグ(CBA)のチームと正式な契約を結んだ。ESPNが報じている。
オデンの移籍先は、江蘇省南京を本拠地とする江蘇ドラゴンズ。報道によると、契約内容は1年120万ドルになるという。
2007年のドラフトでケビン・デュラントをおさえてブレイザーズから全体1位指名を受けたオデンは、NBAキャリアを通して8.0得点、6.2リバウンドを平均。将来のリーグを担うビッグマンに成長するだろうと大きな期待が寄せられていたが、デビュー直後からひざの故障などに苦しめられたため、ブレイザーズに在籍した5年間はわずか82試合の出場にとどまり、2012年3月にチームから解雇された。
▼グレッグ・オデン、ハイライト
その後、2013-14シーズンにマイアミ・ヒートと契約を結んで再起を図るも、23試合に平均9.2分の出場時間で2.9得点、2.3リバウンドと、あまり活躍できず。2014-15シーズンはどのチームとも契約していない。
今回オデンがサインした1年120万ドルは、中国リーグの基準だとトップクラスの高額サラリーだ。Basketball Buddhaの調べによると、昨季のCBAで最も年棒が多かった中国人選手は、広東サザンタイガースのイー・ジャンリャン(易建聯)で、約160万ドルとなっている。
Image by Keith Allison/Flickr
参考記事:「ESPN」