セス・カリー、脛の負傷で無期限の戦線離脱
今季はプレシーズンから負傷者が続出している。
ダラス・マーベリックスは現地7日、シューティングガードのセス・カリーが左足のシンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)によりチームを離れることを発表。復帰時期は今のところ不明で、リック・カーライルHCによると、週単位で再検査しながら様子を見ていくつもりだという。
昨季のセスは、70試合の出場でキャリアベストとなる平均12.8得点、2.7アシスト、3P成功率42.5%(リーグ6位)を記録。カーライルHCは、オフシーズンでのセスの成長に感心したらしく、今週のトレーニングキャンプでは「先発で起用する可能性が高い」と話していたばかりだ。
「(セスの先発起用が)100%決定したとは言わない。だが我々は、安定した得点力を持ち、SGポジションを守れる選手を必要としている。そして彼は順調に成長している」
– リック・カーライル
▼昨季はスコアラーとして大きく成長
セスとルーキーのデニス・スミスJr.をバックコートに置き、ウェズリー・マシューズ、ハリソン・バーンズ、ダーク・ノビツキーがフロントコートに入るオフェンス重視の先発ラインアップで開幕戦に臨むと見られていたマブスだが、これでまたラインアップを組み直さなければならない。マシューズをSGに戻して、ナーレンズ・ノエルをセンターで先発起用する典型的なラインアップにするのか、それともヨギ・フェレル、J.J.バレア、デビン・ハリスの誰かがスタメンを務めることになるのか。
マブスはガードの層が厚いので何とかやりくりできそうだが、契約最終年でさらなる躍進を目指していたセスにとってはすごく残念なニュースだ。
なお今プレシーズンではセスの他にも、ホーネッツのニコラス・バトゥームやジャズのダンテ・エクサムが負傷し、長期の戦線離脱が見込まれている。
参考記事:「NBA」