【CLE-ATL第3戦】キャブスのロングレンジが再び爆発、カンファレンスファイナル進出に王手
現地6日にフィリップス・アリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズとアトランタ・ホークスのイースタンカンファレンス・セミファイナル第3戦は、最後のクォーターをダブルスコアで上回ったキャブスが121-108で快勝。シリーズを3勝0敗として、2年連続となるカンファレンスファイナル進出に王手をかけた。
キャブスの3P
第2戦では合計25本のスリー成功でNBA新記録を樹立したキャブス。第3戦でもその爆発力が持続され、39本中21本の3ポイントを沈めて、2試合連続で20本以上の3Pを成功させた史上初のチームとなった。
この日は特にチャニング・フライが絶好調で、7本のスリーを含む13本中10本のFG成功でチームハイの27得点を獲得。さらにケビン・ラブが5本、カイリー・アービングが4本、J.R.スミスが2本のスリーを決めている。
▼フライ、スリー7/9本
レブロン・ジェイムス、アービング、ラブのビッグスリーは、合計で69得点、29リバウンド、14アシストをマーク。キャブスはスリーの他にも、リバウンド数で55-28とホークスを圧倒した。
キャブスがロングレンジを沈めまくる中、ホークスもゲーム終盤までは同じく高確率でスリーを成功させて大善戦。第2QにFG20本中14本(スリー7本)、10アシストを記録してキャブスを35-24でアウトスコアすると、第3Q序盤にはリードを最大で11点に広げる。
▼ホーフォードがラブをポスタライズ(チャージングっぽいけど…)
そこからキャブスはじわじわと追い上げを開始し、第3Q終了までに点差を2ゴールにまでカット。そして第4Qはスリー連発で一気にオフェンスが爆発すると、ピリオドを36-17で圧倒して、敵地で逆転勝利を飾った。
シリーズ3連敗で崖っぷちに立たされたホークスは、アル・ホーフォードがチームハイの24得点、ジェフ・ティーグが19得点、14アシストをマーク。クリーブランドでの2試合で不調だったカイル・コーバーは、9本中5本のスリーを成功させて18得点をあげている。
▼ティーグ
プレーオフに入ってからのキャブスの勢いがとにかく凄まじい。リーグで唯一無敗を維持しており、ポストシーズン7試合すべてで100点を突破。1試合の平均スリー成功数は16.9本で、リーグ2位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(平均11.0本)を大幅に超えている。
反対にホークスはフラストレーションが溜まっている様子で、第3戦の終了直前にはティーグがレブロンを突き飛ばしてフレグラントファウルをコールされた。
キャブスとホークスのシリーズ第4戦は、現地8日にアトランタで行われる。
ボックススコア:「NBA」