【LAC vs. OKC第2戦】デュラントとウェストブルックが大暴れ、サンダー勝利でシリーズタイに
クリッパーズのシリーズ1勝0敗リードで迎えた7日のセミファイナル第2戦は、デュラント/ウェストブルックのすさまじい活躍によりサンダーが112対101で快勝。17点差で大敗を喫した第1戦のリベンジを果たし、シリーズをタイに戻した。
この日のサンダーは、MVPを受賞したケビン・デュラントが第1Qだけで17得点を獲得する絶好のスタートを切り、61対56の5点リードでハーフタイムを迎える。後半に入ると、今度はタボ・セフォローシャやセルジ・イバカなどサポート陣が大奮闘。第3Qを33―21でアウトスコアして一気に17点差をつけると、そのまま最後まで二桁台の点差を維持して、ホームでの第2戦を制した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
LAC | 28 | 28 | 21 | 24 | 101 |
OKC | 37 | 24 | 33 | 18 | 112 |
サンダーは、デュラントが32得点、12リバウンド、9アシストと、まさにMVPに相応しいパフォーマンスを披露した。ラッセル・ウェストブルックも30得点、10アシスト、10リバウンドのトリプルダブルを記録。2人の見事なツーマンゲームに、クリッパーズはなす術がなかった。
▼デュラント、ウェストブルックの第2戦ハイライト
スター2人の活躍の他にも、サンダーはチームリバウンド数で52対36とクリッパーズを圧倒。
試合後、クリッパーズのドック・リバースHCは「今日のサンダーは、チームとして我々よりはるかにフィジカルだった。仮にデュラントとウェストブルックのオフェンスが絶好調だとしても、勝つことはできる。だがそんな場合には、我々はその他の部分をきっちりと抑えなくてはならない」と今後の課題をコメントしている。
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この日の試合ではちょっとコミカルなシーンがいくつかみられた…。
▼デュラントのアクロバットフロップ
▼スティーブン・アダムスの空手チョップ?
このプレーでアダムスはテクニカルファウルを取られた。この角度からだとCP3の首部分に手刀を放っているようにみえるが、別のアングルからスローで見てみると、悪意のない不可抗力だったことがわかる。
クリッパーズとサンダーの第3戦は現地9日にロサンゼルスで行われる。
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