【IND vs. ATL第3戦】ペイサーズやばい?ホークス勝利でシリーズ2勝1敗リード
1勝1敗のシリーズタイで迎えたアトランタ・ホークス対インディアナ・ペイサーズの第3戦。ホームのホークスが98対85で快勝し、第8シードが第1シード相手に2勝1敗でシリーズをリードする形となった。
序盤からホークス優勢で展開したこの日の試合。後半開始直後に一度だけペイサーズにリードを許すも、すぐに主導権を奪い返したホークスは、第4Q残り7分30秒のカイル・コーバーの4点プレーをきっかけに21-9のランを仕掛け、一気に試合をものにした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
IND | 24 | 14 | 20 | 17 | 85 |
ATL | 24 | 15 | 28 | 31 | 98 |
▼ホークス第3戦ハイライト
ホークスは、ガードのジェフ・ティーグがゲームハイとなる22得点、10アシストの大活躍。カイル・コーバーは7本中4本のスリーポイントを沈める20得点で勝利に貢献した。
一方のペイサーズは…
どうしたペイサーズ?
さすがのラリー・バード社長もまいった?
24日の試合では、MIP投票で2位に選ばれたランス・スティーブンソンが21得点、13リバウンドを記録。ルイス・スコラが17得点、デビッド・ウェストが16得点で続いた。しかし残りの選手のパフォーマンスがよろしくない。
ポール・ジョージが12得点(FG3/11)、ジョージ・ヒルは4得点(FG1/11)…、ロイ・ヒバートに限っては4得点(FG2/9)、2リバウンドという失態。このスタメン3人の合計シュート成功率は31本中わずか6本で19%にとどまった。一方のベンチメンバーも、スコラ以外はほとんど貢献できていない。
オールスターあたりから調子を落とし始めたペイサーズだが、シーズン序盤のあの強豪っぷりは一体どこに行ってしまったのか?大きな原因の一つは、ロイ・ヒバートの不調だろう。
特にシーズン終了直前からプレイオフにかけて成績をがたりと落としており、過去3試合でわずか6得点、4.6リバウンドを平均。レギュラーシーズンではリーグ4位のブロック数(1試合平均2.2)を誇っていたが、プレイオフではまだ1度も炸裂していない。
▼ヒバートの平均スタッツ比較
得点 | リバウンド | ブロック | FG% | |
レギュラーシーズン | 10.8 | 6.6 | 2.2 | 43.9% |
プレーオフ | 6 | 4.6 | 0 | 28% |
基本的にプレイオフではどの選手も平均スタッツが落ちる傾向にあるが、仮にもオールスター選手がこれはちょっと酷い。あまりの落ち込み具合に、偽のAmazon商品ページ(フォトショ)が作製され、そこでヒバートが大売出しに掛けられたほどだ。
商品名は「218cm、急下降中のNBAセンター」。価格は$1400万ドルから99%オフの$14万ドルで、出品者がラリー・バードとなっている。カスタマーレビューの星の数は1.5だった。
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ペイサーズ対ホークスの第4戦は、26日にホークスの本拠地アトランタで行われる。
Video:「YouTube」