TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
スパーズ サンダー 第2戦
2016 5 3

【SAS-OKC第2戦】オルドリッジの41得点もスパーズは勝利ならず、シリーズ1-1のタイに

サンダー, スパーズ, ラマーカス・オルドリッジ, 第2戦 12

現地2日にAT&Tセンターで行われたサンアントニオ・スパーズ対オクラホマシティー・サンダーのカンファレンスセミファイナル第2戦は、終盤にスパーズのカムバックを逃げ切ったサンダーが98-97で勝利。第1戦の惨敗から見事立ち直り、シリーズを1勝1敗のイーブンとした。

この日の試合は、序盤から攻守でアグレッシブにプレーしたサンダーが、開始6分30秒で17-4のランを展開して13点リードを奪い先手を取る。最初のフィールドゴールアテンプト13本中12本を失敗するという最悪のスタートを切ったスパーズは、第1Q中盤でさっそくスターター4人をベンチに下げてセカンドユニットを投入すると、ラマーカス・オルドリッジのポストアップを中心にしたオフェンスで徐々にリズムを回復させ、第1ピリオド終了までに何とか8点差に巻き返した。

▼ジノビリのスリー

Here we go! pic.twitter.com/6csU6zxR7M

— San Antonio Spurs (@spurs) May 3, 2016

第2Qのスパーズは、序盤にパティ・ミルズとダニー・グリーンの連続スリーで一気に点差を縮めると、そこからオルドリッジがローポストで大暴れし、ピリオド中盤で逆転に成功。しかし完全に流れを変えることはできず、サンダーはラッセル・ウェストブルックのプレーメイキングから高確率でフィールドゴールを沈めてすぐにリードを奪い返し、試合は56-53のOKC3点リードで前半を終えた。

▼ラス×アダムスのアリウープ

後半に入ると、サンダーはピック&ロールを軸にスパーズのディフェンスを混乱させながら、サージ・イバカのキャッチ&シュートやウェストブルックのアイソレーションで得点を重ね、第3Q残り4分30秒でリードを11点に拡大。主導権を奪われそうになったスパーズだが、そこからウェストブルックがベンチに下がった隙に12-2のランで反撃し、ピリオド終了時点で1点差に持ち込んだ。

第4Qは、サンダーが開始から3分を8-0でアウトスコアして再びリードを広げるも、スパーズはグリーンが2連続スリーを沈めて何とか食らいつく。

Danny hits back-to-back THREEEES and we're within 3! #GOSPURSGO pic.twitter.com/wobULXqK5K

— San Antonio Spurs (@spurs) May 3, 2016

そこからのクラッチタイムは、両チームとも順番にシュートを決め合う形で展開。オルドリッジの連続得点で巻き返そうとするスパーズに対して、サンダーはアダムスのプットバックやディオン・ウェイターズのコーナースリーなどで応戦。サンダーがリードを維持したまま、第4Qラスト1分に突入した。

カオスなフィニッシュ

ケビン・デュラントにフローターを決められ、5点ビハインドの大ピンチに陥ったスパーズは残り時間25秒、トニー・パーカーのキックアウトパスを受けたオルドリッジが、今季2本目となるスリーポイントに成功。

その後ウェストブルックが2本のフリースロー決めて4点差となるが、スパーズは続くタイムアウト明けのプレーで、オルドリッジがポンプフェイクでイバカを宙に浮かせて、スリーポイントのシューティングファウルをドロー。フリースローを3本とも成功させ、残り13秒で1点差に迫る。

そして迎えた最後のポゼッションはまさにカオスだった…

肘を使ってジノビリを押しのけ、ジャンプしながらスローインしたウェイターズにバイオレーションがコールされるべきだったかもしれないが、スパーズの敗因はそこじゃない。せっかくファウルすれすれでボールをスティールし、速攻でスコアする理想的な状況を手にしたにもかかわらず、そのチャンスをものにすることができなかった。

またネット上では、スローインの前にジノビリの足がサイドラインを超えているのでは?という声も多く出ている。NBAのルールブックによると、試合のラスト2分以内でこれをやった場合はテクニカルファウルとなり、オフェンス側にフリースローが与えられる。

第2戦 ラストプレー

Q1 Q2 Q3 Q4
OKC 29 27 21 21 98
SAS 21 32 23 21 97

レギュラーシーズンのウォリアーズに続き、今季のAT&Tセンターで勝利をあげた2チーム目となったサンダーは、ウェストブルックが29得点/10アシスト/7リバウンド、デュラントが28得点/7リバウンドと、ダブルエースが大活躍。アダムスが12得点/17リバウンドのダブルダブルを獲得した他、サージ・イバカが2本のスリー成功で12得点をあげている。

第1戦ではピック&ロールのディフェンスが問題となっていたが、第2戦ではスクリーナーへのヘルプやローテーションが大きく改善(特にイバカが良かった)。スパーズのFG成功率を42.6%に抑えると同時に、リバウンド数で48-37と圧倒した。

▼ウェストブルック

敗れたスパーズは、オルドリッジが41得点、8リバウンド、FG成功率71%(21本中15本)と第1戦に引き続きモンスターパフォーマンスを披露。第4Qラスト3分30秒間で13連続得点を獲得した。スパーズの選手がプレーオフの試合で40点を超えたのは、2009年のトニー・パーカー以来初となる。

▼オルドリッジ、シーズンハイ

オルドリッジの他は、レナードが14得点、ジノビリが11得点をマークしたが、この日のスパーズで二桁得点に届いたのはこの3人のみ。第2Qにはボバン・マリヤノヴィッチがチェックインしてスタジアムから大歓声が上がったが、3分の出場でボールをタッチする機会はほとんどなかった。

シリーズタイとなったスパーズとサンダーの第3戦は、3日間の休みを挟んだ後、現地6日にオクラホマシティーで行われる。

ボックススコア:「NBA」

ラプターズが15年ぶりのECセミファイナル進出 レブロンが通算プレーオフ勝利数でジョーダン超え

Related Posts

スパーズ 1位指名

ブログ

スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!

ラマーカス・オルドリッジ 引退 2023年

ブログ

ラマーカス・オルドリッジが2度目のNBA引退を表明

シェイ・ギルジアス・アレクサンダー ひざ

ブログ

OKCエースのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、左ひざ靭帯の怪我でキャンプ欠席へ

チェット・ホルムグレン 怪我

ブログ

サンダー大型新人のチェット・ホルムグレン、右足負傷で2022-23シーズン絶望

特集

  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    2021年9月27日
  • 【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    2021年12月2日
  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    2022年2月4日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
    【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
    ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
  • 【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
    【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
  • 2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
    2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
  • 歴代NBAのレジェンドすぎる記録とかスタッツとか
    歴代NBAのレジェンドすぎる記録とかスタッツとか

ランダム

  • P.J.タッカー ロケッツロケッツがP.J.タッカーを獲得
  • カリー ひざカリーが左ひざの負傷で最低3週間の離脱へ
  • ヤニス・アデトクンボ 37得点ヤニス・アデトクンボがわずか21分で37得点獲得
  • チームUSA 背番号チームUSA2021が東京オリンピックロスターの背番号を発表
  • ケビン・ガーネット 永久欠番セルティックスがケビン・ガーネットの背番号「5」を2022年3月13日の試合で永久欠番化へ

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes