【GSW-HOU第4戦】ウォリアーズが3P成功数で新記録、カリー負傷もロケッツに圧勝
現地24日にトヨタセンターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ヒューストン・ロケッツのシリーズ第4戦は、第3Qをダブルスコアで制したウォリアーズが121-94で圧勝。シリーズ3勝1敗で、カンファレンスセミファイナル進出に王手をかけた。
カリーが再び負傷
この日は、足首の捻挫から復帰したばかりステファン・カリーが、前半終了直前に濡れたフロアで足を滑らせて転倒。今度は右ひざを捻挫してしまった様子で、後半は試合に戻らなかった。
今のところカリーの怪我の詳細はわかっておらず、現地25日にMRI検査を予定しているという。
第3Qに怒涛のオフェンス
エースが再び負傷という最悪の展開となったウォリアーズだが、同点で迎えた後半からクレイ・トンプソンやドレイモンド・グリーンを先頭にチーム全体がステップアップし、完全に主導権を掌握。第3Qだけでスリー8本成功の41得点をあげて一気に21点リードを獲得すると、第4Qもロケッツに反撃のチャンスを与えることなく、最終的に27点差での完全勝利を収めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 29 | 27 | 41 | 24 | 121 |
HOU | 29 | 27 | 20 | 18 | 94 |
▼ウォリアーズ第3Q
「インテンシティのレベルを高めるように努めた。情熱を持って、チームメイトのためにプレーすると、勢いに乗ることができる。第5戦でもこの日と同じような情熱とインテンシティを持てば、僕たちは成功するはずだ」
– クレイ・トンプソン
第1ラウンド突破まであと1勝となったウォリアーズは、トンプソンがスリー7本の23得点、アンドレ・イグダーラが22得点、グリーンが18得点をマーク。チーム全体で40本中21本のスリーを沈め、プレーオフ1試合における3P成功数で歴代最高記録を打ち立てた。ほぼカリー抜きでこれをやってしまうのはすごい。
▼イグダーラ
ロケッツは、ドワイト・ハワードが19得点/15リバウンド、ジェームズ・ハーデンが18得点/10アシストでそれぞれダブルダブルを獲得。マイケル・ビーズリーは19分の出場で17得点を記録した。
ウォリアーズとロケッツのシリーズ第5戦は、現地27日にオラクル・アリーナで行なわれる。カリーの怪我が深刻ではないことを祈りたい…。
ボックススコア:「NBA」