NBA30チームのベストプレイ2016-17: ウェスタンカンファレンス
シーズンは終わったばかりだが、すでに来季の開幕が待ち遠しい。以下、2016-17シーズンのウェスタンカンファレンスより各チームの印象に残ったプレイ。
ダラス・マーベリックス
3月7日レイカーズ戦、ダーク・ノビツキー通算3万得点到達:
キャリア通算30000得点超えは、ウィルト・チェンバレン、カリーム・アブドゥル・ジャバー、マイケル・ジョーダン、カール・マローン、コービー・ブライアントに次いで史上6人目となる大快挙だ。
デンバー・ナゲッツ
3月13日レイカーズ戦、ニコラ・ヨキッチのノールックパス:
ビッグマンとしてはリーグ屈指のパスセンスを持つヨキッチ。今季はオールラウンドなオフェンスプレイヤーとして躍進を遂げ、シーズンでトリプルダブルを6回達成し、2016-17MIPのファイナリストに選ばれている。
ゴールデンステイト・ウォリアーズ
12月5日ペイサーズ戦、アリウープ:
ドレイモンド・グリーンのフルコートパスからカリーとKDのアリウープ。なおこの試合では、クレイ・トンプソンが29分の出場で60得点をマークした。
ヒューストン・ロケッツ
3月20日ナゲッツ戦、ジェイムス・ハーデンの決勝プレイ:
コースト・トゥ・コーストから残り2.4秒で逆転のレイアップに成功。続く守備ポゼッションでも、ナゲッツのアリウープを阻止するファインプレイを見せた。
ロサンゼルス・クリッパーズ
12月22日スパーズ戦、デアンドレ・ジョーダンのポスタライズダンク:
パウ・ガソルは再びLACダンカーの犠牲に…。
ロサンゼルス・レイカーズ
12月14日ネッツ戦、ラリー・ナンスのダンク
信じられない高さでブルック・ロペスをポスタライズ。ダンク・オブ・ザ・イヤーの有力候補だ。
メンフィス・グリズリーズ
11月16日クリッパーズ戦、マーク・ガソルのクラッチスリー:
ショットを決めた後のセレブレーションも最高。ガソルはデビューから昨季までの8シーズンでスリー成功数が合計12本(成功率18.2%)だったが、今季は74試合でその約10倍の104本(成功率38.8%)を決めている。
ミネソタ・ティンバーウルブズ
1月24日サンズ戦、アンドリュー・ウィギンスの逆転ブザービーター:
途中でバランスを崩しながらも、P.J.タッカーのタイトなディフェンスをかわし、終了のブザーと同時に逆転決勝ゴール。
ニューオリンズ・ペリカンズ
3月14日ブレイザーズ戦、デイビスとカズンズのコネクション:
ツインタワーのポテンシャルの高さを感じさせてくれる見事な連係プレー。
オクラホマシティー・サンダー
4月10日ナゲッツ戦、ラッセル・ウェストブルックの逆転ブザービーター:
この日のウェストブルックはシーズン42回目のトリプルダブルを達成し、1シーズンのトリプルダブル数で1961-62のオスカー・ロバートソンが50年以上保持していた歴代最多記録を更新。そしてこの歴史的な夜を逆転のブザービータースリーで飾った。
フェニックス・サンズ
3月5日セルティックス戦、ブレッドソーとユリスのクラッチショット:
第4Q残り11秒の2点ビハインドからエリック・ブレッドソーとタイラー・ユリスが連続でショットを決め、サンズがブザーで逆転勝利。
ポートランド・トレイルブレイザーズ
4月10日スパーズ戦、ノア・ボンレーの決勝レイアップ:
ファンブルしたボールがゴール下のボンレーに渡り、ブザービーターでブレイザーズが逆転勝利を収めた。
サクラメント・キングス
2月8日セルティックス戦、ウィリー・コーリー・ステインのアリウープ:
ワンハンドでロブパスをキャッチして、そのまま豪快にダンク。滞空時間がすごい。
サンアントニオ・スパーズ
3月7日ロケッツ戦、カワイ・レナードの決勝スリー&ブロック:
第4Q残り25秒に逆転のプルアップスリーを沈めると、さらに続くロケッツの攻撃でジェイムス・ハーデンのレイアップを背後からブロック。スパーズを8連勝へと導いた。
ユタ・ジャズ
12月16日マブス戦、ロドニー・フッドの決勝スリー:
残り7秒でリバウンドを確保した際にクイン・スナイダーHCはタイムアウトをコールせず、マブスが少し油断した隙に、フッドがトランジションで決勝スリー。
Image by Keith Allison
参考:「Reddit」