バックスデビュー戦のブレッドソー、早速ヤニスとアリウープでコネクト
フェニックス・サンズからトレード移籍したエリック・ブレッドソーにとって新チームでのデビュー戦となった現地10日のミルウォーキー・バックス対サンアントニオ・スパーズ戦は、バックスが終盤の接戦を制して94-87で勝利し、連敗を4でストップした。
3日前にトレードが成立したばかりで、まだチーム練習にも参加できていなかったブレッドソーだが、この日の試合には先発PGとして29分出場し、13得点、7アシストを獲得。2点差で迎えた第4Q残り1分40秒のクラッチタイムにジャンプショットを沈めた他、第2Qにはファストブレイクでヤニス・アデトクンボとのアリウープを炸裂させた。
アデトクンボは試合後、新加入したブレッドソーのプレイスタイルを称賛している。
「彼(ブレッドソー)とプレイするのはとてもイージーだ。ちゃんとチームメイトを見つけて、パスを出してくれるからね。彼は正しいプレイをしてくれる。だから一緒にプレイするのが楽しい」
– ヤニス・アデトクンボ
それにしても、トランジションでのアデトクンボは完全にアンストッパブルだ。第1Q終盤には、速攻の途中でボールを見失うも、長い腕ですぐにリカバーし、そのままユーロステップでレイアップを決めた。
▼ブロックからダンク
▼スティールから
この日のスパーズは、ペリメーターでのレイジーなパスを何度もスティールされるなどミスが多く、合計で18ターンオーバーを記録。バックスにファストブレイクから19点を奪われ、相手のロングレンジが絶不調だったにもかかわらず(18本中5本)、最後まで流れを引き寄せられなかった。
今季成績を5勝6敗としたバックスは、アデトクンボが28得点、12リバウンド、5アシスト、4ブロックをマーク。連勝を3で止められたスパーズ(7勝5敗)は、ラマーカス・オルドリッジが20得点、12リバウンドのダブルダブル、マヌ・ジノビリがシーズンハイの18得点をあげている。
▼マヌ
ボックススコア:「NBA」