カーメロ・アンソニーが残り3.3秒に決勝ジャンパー
カーメロ・アンソニーが全盛期を彷彿とさせるクラッチショットでチームを救った。
アンソニーは現地7日、ポートランド・トレイルブレイザーズ加入から23試合目となった敵地でのトロント・ラプターズ戦で、5本のスリーを含む17本中10本のFG成功から今季自己ベストの28得点をマーク。同点で迎えた第4Q残り3.3秒には、十八番であるフリースローラインのプルアップショットでゲームウイナーを沈め、チームに勝利をもたらす。
試合後のヒーローインタビューでアンソニーは、「あれは毎日練習してきたショット」と決勝弾について語った。
「まずデイム(リラード)がディナイされた。次にCJ(マッカラム)がフリーになったので彼にボールを渡し、僕は自分のスポットに移動した。あの場面ではスリーで妥協したくなかったんだ。僕のマークマンがクローズアウトしてくるのは分かっていた。だから自分が得意とするフリースローラインの位置に動いた。僕は自分がしてきた努力を信じている。あの位置からのショットは、僕が毎日練習しているショットだ」
– カーメロ・アンソニー
ESPNによると、カーメロが第4QもしくはOT残り5秒以下でチームにリードをもたらすショットを決めたのは、今回がキャリア17回目とのこと。これは、歴代屈指のクローザーとして知られるコービー・ブライアントの記録を上回っており、過去20年のリーグで最多本数だという。
▼ナゲッツ時代にはミドルレンジからゲームウイナーを決めまくっていた
第4Q序盤の二桁点差から逆転勝利を手にしたブレイザーズ(16勝22敗)はアンソニーの他に、デイミアン・リラードが20得点/9アシストで活躍。敗れたラプターズ(24勝13敗)は、カイル・ラウリーが24得点/10アシストのダブルダブルをあげた。
ボックススコア:「NBA」