デマーカス・カズンズがキャリアハイ48得点、キングスは5連勝
1月に入ってから、ステファン・カリーやケビン・デュラントに勝るとも劣らない大活躍を続けているサクラメント・キングスのデマーカス・カズンズ。現地23日に本拠地で行われたインディアナ・ペイサーズ戦では、自己キャリア最多の48得点、13リバウンドを獲得するモンスターパフォーマンスで、キングスを108-97の勝利に導いた。
この日のカズンズは、39分の出場で29本中17本のフィールドゴールと20本中13本のフリースローに成功。圧倒的なパワーでペイサーズのインサイドを徹底的に攻め、ペイントエリア内から13本のショットをねじ込んだ。ペイサーズはジョーダン・ヒルやラボイ・アレン、ルーキーのマイルズ・ターナーをぶつけたが、誰もカズンズを止められない。
▼カズンズのキャリアハイ48得点ショットチャート
48得点は、キングスがサクラメントに移転した1985年以降での球団最多3位タイ記録となる。
▼キングスの得点記録(1985~)
得点 | シーズン | |
クリス・ウェバー | 51 | 2001年1月 |
ケビン・マーティン | 50 | 2009年4月 |
デマーカス・カズンズ | 48 | 2016年1月 |
1月に入ってからのカズンズは、11試合で平均32.5得点(リーグ1位)、13.7リバウンド(リーグ1位)という全盛期のシャック並みの数字を記録中。この間にキングスは8勝3敗の好成績を残し、ついにウェストの単独8位に浮上した(20勝23敗)。シーズン半分を終えた時点でキングスがプレーオフ圏内にいるのは、実に10年ぶりだ。
▼2016年1月の得点リーダー(1月23日現在)
プレーヤー | 平均得点 | 1月の成績 |
デマーカス・カズンズ | 32.5 | 8勝3敗 |
ステファン・カリー | 29.0 | 10勝2敗 |
ケビン・デュラント | 26.5 | 10勝1敗 |
ジミー・バトラー | 25.8 | 7勝6敗 |
ジェイムス・ハーデン | 25.3 | 7勝4敗 |
23日の試合でキングスは他に、レイジョン・ロンドが11得点、10アシスト、10リバウンドで2試合連続かつ今季6回目のトリプルダブルを獲得。ペイサーズは、ポール・ジョージがチームハイの34得点を記録した。
ボックススコア:「NBA」