ドレイモンド・グリーンがFG成功率100%で今季9回目のトリプルダブル
ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、現地1月31日にMSGで行われたニューヨーク・ニックス戦で、20得点、10アシスト、10リバウンド、2ブロック、2スティールのオールラウンドパフォーマンスを披露。今季リーグ最多となるシーズン9回目のトリプルダブルを獲得した。
前日に行われたシクサーズ戦の試合後に、「身勝手なアンセルフィッシュさでプレーして、トリプルダブルを追いかけてしまった」と自省のコメントを残していたグリーンだが、31日のニックス戦では積極的に点を取りにいき、37分の出場で2本のスリーを含む9本中9本のフィールドゴールに成功。ESPNによると、FG成功率100%でのトリプルダブルを達成したのは、グリーン(2回)を含めて、NBA史上でウィルト・チェンバレン(3回)、ボー・アウトロー(1回)の3選手のみだという。
ステファン・カリーがFG成功率29%の13得点と不調気味だったこの日の試合では、グリーンの他に、クレイ・トンプソンが34得点で大活躍(フィールドゴール18本中14本成功)。最初のクォーターで8ターンオーバーを記録する最悪の出だしを切ったウォリアーズだったが、第2Qだけでトンプソンが17得点、グリーンが7アシストを挙げて一気に主導権を奪うと、第3Q中盤以降は10~20点のリードを維持したまま試合を終え、今季成績を44勝4敗に更新した。残りのシーズンを29勝5敗で乗り切れば、1995-96シカゴ・ブルズのNBA歴代記録(72勝10敗)を塗り替えることになる。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 18 | 37 | 27 | 34 | 116 |
NYK | 20 | 29 | 16 | 30 | 95 |
トンプソンにとっては、27日のマブス戦(シーズンハイ45得点)、30日の76ers戦(32得点)に続いて、3試合連続での30点超えゲームとなった。
▼トンプソンの過去3試合ショットチャート
敗れたニックスは、カーメロ・アンソニーが24得点、10リバウンドのダブルダブルをマーク。クリスタプス・ポルジンギスが14得点、ザ・マシンが11得点をそれぞれ獲得している。
ボックススコア:「NBA」