ジェイムス・ハーデンのダンク、得点にカウントされず
現地12月3日のサンアントニオ・スパーズ対ヒューストン・ロケッツ戦で、極めてユニークかつ深刻な誤審が起こってしまった。
ロケッツの13点リードで迎えた第4Q残り7分50秒でのこと。ジェイムス・ハーデンがスティールからワンマン速攻で豪快なワンハンドダンクを叩き込む。ボールは確実にリムを通り抜けたので、本来なら2点がカウントされるべきところだが、審判はこれを「ノーバスケット」と判定してしまう。
ハーデンやマイク・ダントーニHCはプレイをレビューしろと激しく抗議したが、審判はその申し出を却下。ここから試合はスパーズが26-13のランで延長戦に持ち込み、ダブルOTの末に逆転勝利するので、結果としてこの誤審はロケッツにとって致命傷となった。
もちろんこの誤審だけが唯一の敗因というわけではないが、試合の流れを大きく変えたのは間違いない。
ESPNによると、ロケッツはハーデンへの誤審に対して、リーグが何らかのアクションを起こすことを期待しているとのこと。試合結果を覆してロケッツの勝利とするか、もしくは誤審のあった第4Q残り7分50秒以降の仕切り直しを望んでいるという。
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