ジョエル・エンビードがNBAデビュー
2014年のNBAドラフトから約2年と3ヵ月、2シーズンにわたる骨折手術からのリハビリ期間を経て、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが、ついに実戦デビューした。
現地4日のボストン・セルティックス戦に先発センターとして出場したエンビード。ティップオフからシュートミス3本とターンオーバーを出すラフスタートを切るも、第1Q残り1分に、ポストアップからダブルチームをかわしながらのターンアラウンド・ジャンプショットを成功させ、キャリア初得点を獲得。続くディフェンスで、ジェイレン・ブラウンのダンクアテンプトをブロックすると、ピリオド最後のポゼッションではロングレンジのツーポイントを沈め、プレーの幅広さとポテンシャルの高さを見せつけた。
エンビードは13分の出場時間で6得点、4リバウンド、2ブロックをマーク。試合は、シクサーズが第2Q終盤の15点ビハインドから後半に猛反撃を仕掛けて逆転勝利した。
▼試合後のエンビード
「再びコートに立ててすごく気持ちよかった。これで、合計得点と出場時間が君たち(ファンたち)と同じじゃなくなったね」
シクサーズは、同じくこの日がNBAデビューとなったダリオ・サリッチが、2本のスリーを含む6本中4本のFGを成功させ10得点、6リバウンドを獲得。他には、ベンチ出場のブランドン・ポールが、13分の出場でチームハイの15得点をあげている。
セルティックスは、先発出場したアイザイア・トーマス、エイブリー・ブラッドリー、ジェイ・クラウダーの3選手がそれぞれ11得点を獲得し、試合の前半を圧倒。FAでチームに移籍したアル・ホーフォードは8得点、8リバウンドを記録した。
ボックススコア:「NBA」