ニックスがロケッツ本拠地で11年ぶりの勝利、ポルジンギス!ポルジンギス!
ニューヨーク・ニックスのルーキー、クリスタプス・ポルジンギスが、現地21日にヒューストンで行なわれたヒューストン・ロケッツ戦で24得点、14リバウンド、7ブロックの大暴れ。ニックスは11年ぶりにトヨタ・センターで白星を挙げ、4連勝を達成した。
試合を通して点差が3ゴール以上広がらない接戦となったこの日の対決は、ロケッツの1点リードで迎えた第4Q残り1分23秒に、ポルジンギスがオフェンスリバウンドを確保してシューティングファウルをドロー。2本のフリースローを沈めて逆転に成功すると、続くディフェンスポゼッションではジェイムス・ハーデンのレイアップをブロックと、20歳の新人がクラッチプレーの連続でチームを救った。
▼ポルジンギス
ドリブルプルアップやキャッチ&シュート、ポストアップからのランニングフックショットなど、ポルジンギスは幅広いオフェンススキルを披露し、2本のスリーを含む12本中8本のフィールドゴールに成功。オフェンスリバウンドを5本獲得した他、ディフェンスでは7本のシュートをブロック(キャリアハイ)するなど、リムプロテクターとしての存在感も見せつけた。
なお、最後にニックスがロケッツに勝利したのは2009年1月26日(MSG)。ロケッツ本拠地での白星は、ジャマール・クロフォードが逆転ブザービーターのバンクショットスリーを決めた2004年11月以来となる。
これでニックスは成績がイースト8位タイの8勝6敗。昨季は年末年始にかけて16連敗を喫するなど、8勝目に届いたのが1月23日(44試合)とどん底の1年だったが、今季は予想以上の好スタートだ。
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ボックススコア:「NBA」