ビクター・オラディポ、スティールから逆転決勝スリー
ポール・ジョージのトレードで今夏にオクラホマシティ・サンダーからインディアナ・ペイサーズへと移籍したビクター・オラディポが、オールスター級の大活躍を続けている。
今季のオラディポは、24試合でリーグ13位の23.3得点を平均(ブラッドリー・ビール、デマー・デローザンとタイ)。現地6日のシカゴ・ブルズ戦でもゲーム最多の27得点を獲得し、2点ビハインドで迎えた第4Q残り30秒には、ボヤン・ボグダノヴィッチのスティールから速攻で逆転決勝のプルアップ・スリーを沈め、勝利の立役者となった。
序盤からずっとブルズに主導権を握られていたこの日のペイサーズだが、16点ビハインドで迎えた第4Q残り9分30秒から23-9のランで一気に巻き返すと、オラディポのスリーで初のリード奪取に成功。続いてオラディポがフリースロー1本を沈めて3点差とし、大逆転勝利を手にした。
2017-18シーズンのオラディポは、スリー成功率でこれまでのキャリア平均(34.6%)を大幅に上回る43.7%を記録。NBA.comのデータによると、特にドリブル・プルアップの3P成功率が49.2%というイレギュラーな数字となっているため、シーズン中盤以降で今のペースを維持するのは難しいかもしれないが、今季がチームの第1~第2オプションとして大躍進を遂げる年となったのは間違いない。
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ボックススコア:「NBA」