【エースキラー】トニー・アレンの超タイトな対デュラントディフェンス
3,4年前、「誰が最も厄介なディフェンダーか?」と尋ねられたコービー・ブライアントは次のように語っていた。
「トニー・アレンだ。とりわけ大きな男ではないが、相手をガードする方法を心得ている」
– コービー
今年ですでに32歳を迎えたグリズリーズのトニー・アレンだが、そのディフェンス力は衰えるどころか、一層と磨きがかかっている。21日のプレーオフサンダー戦では、得点王のケビン・デュラントに対して見事な守りを披露した。
まず凄いのがディナイの上手さ。絶妙なポジション取りで、デュラントへのパスレーンを何度も潰している。デュラントのようなハイスコアラーに対しては、安定した位置でパスを受けさせないようにするのが一番だ。さらによく見てみると、スクリーンのすり抜け方も実に素晴らしい。
アレンはこの徹底的な粘着ディフェンスを使い、サンダーとのプレイオフシリーズでデュラントを苦しめてきた。前2試合でアレンがついたときのデュラントのシュート成功率は36%(25本中9本)。レギュラーシーズンの50%に比べて大幅に下落している。
このように頭を使ったスマートなディフェンススタイルはぜひ参考にしたい。
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