【サンデーレポート Vol.12】NBAオールスター2014完全まとめ
第63回NBAオールスターのまとめ記事です。
順位表(2月17日現在):
14日:フライデー
・セレブリティ・オールスターゲーム(リンク)
・ライジングスターズ・チャレンジ
1年目と2年目の選手が「チーム・ヒル」と「チーム・ウェバー」に分かれて戦ったライジングスターズ・チャレンジは、142対136でチーム・ヒルが勝利。30得点、25リバウンドを獲得したピストンズのアンドレ・ドラモンドがMVPに選ばれた。
Finishing with 30 points & 25 boards, @AndreDrummondd named #BBVACompassRisingStars MVP! pic.twitter.com/Ej8UaODCzl
— NBA (@NBA) 2014, 2月 15
地元ニューオリンズからはアンソニー・デイビスが出場し、16得点、8リバウンドをマーク。ブロックショットからの速攻でアリウープを決めるなどして、会場を沸かせた。
他にもたくさんの若手選手が活躍した中、最も試合を盛り上げたのは、ティム・ハーダウェイJr.とディオン・ウェイターズの一騎打ち。
15日:サタデー
・スキルズチャレンジ
パス、ドリブル、シュートなど、ガードの総合力を競い合うスキルズチャレンジ。今年から2人1組のタッグバトル形式で行われ、東西カンファレンスからそれぞれ2組ずつ、計4組が出場した。
予選の結果、「トレイ・バーク、デイミアン・リラード」コンビ(ウェスト)と「マイケル・カーター=ウィリアムス、ビクター・オラディポ」コンビ(イースト)が決勝に進出。先攻のウィリアムス/オラディポコンビが45.3秒でゴールすると、後攻のバーグ/リラードコンビはそれを0.1秒上回るタイムを出し、今年度のチャンピョンに輝いた。
リラードは昨年の個人戦に続いてスキルズチャレンジ2連覇となる。
予選 | |
バーグ&リラード | 40.6秒 |
ドラギッチ&ジャクソン | 42.3秒 |
ウィリアムス&オラディポ | 43.3秒 |
デローザン&アデトクンボ | 45.0秒 |
決勝 | |
バーグ&リラード | 45.2秒 |
ウィリアムス&オラディポ | 45.3秒 |
・スリーポイントコンテスト
スパーズのマルコ・ベリネリが決勝タイブレーカーでウィザーズのブラッドリー・ビールを破り、2014年のスリーポイントチャンピョンに輝いた。
大本命だったステファン・カリー、2012年チャンピョンのケビン・ラブ、2013年チャンピョンのカイリー・アービングは予選敗退。デイミアン・リラードが第1ラウンドで18点と健闘したが、あと一歩で決勝進出を逃した。
決勝はベリネリ、ビール共に19点。勝負はタイブレークにもつれ込み、ベリネリがこの日最高得点の24点を記録した。
3Pコンテスト | 予選 | 決勝 | タイブレーク |
M.ベリネリ | 19 | 19 | 24 |
B.ビール | 20 | 19 | 18 |
D.リラード | 18 | ||
K.アービング | 17 | ||
S.カリー | 16 | ||
K.ラブ | 16 | ||
A.アフラロ | 15 | ||
J.ジョンソン | 11 |
・スラムダンクコンテスト(リンク)
16日:オールスターゲーム
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
East | 42 | 34 | 47 | 40 | 163 |
West | 44 | 45 | 37 | 29 | 155 |
多くの新記録が生まれたオールスターゲーム2014(第63回)は、終盤勢いに乗ったイーストが4年ぶりに勝利。MVPは31得点(FG成功率82%)、14アシストをマークしたキャブスのカイリー・アービングが受賞した。
オールスター史上最多得点ゲームとなったこの日の試合は、開始早々からダンクやアリウープなどハイライトプレーの連発。
▼オールスター2014、トップ10プレー
ウェストはリードを最大18点にまで広げたが、終盤になりイーストが猛反撃を開始。ウェストのオフェンスを完全に抑えながら得点を重ね、第4Q開始間もなく逆転に成功する。
そこからはワンゴールを争う大接戦となったが、残り1分からアービングのナイスアシストでイーストが2連続ゴールを決め、4年ぶりの勝利をつかみ取った。
イーストは、MVPのアービングが後半だけで24得点をマーク。カーメロ・アンソニーが8本のスリーを含む30得点で続き、レブロン・ジェームズは22得点、7アシスト、7リバウンドを記録した。
一方のウェストは、ケビン・デュラントとブレイク・グリフィンがそれぞれゲームハイの38得点。リザーブ出場したクリス・ポールは、11得点、13アシストのダブルダブルを獲得している。
▼カイリー・アービング、オールスターハイライト
※以下は、第63回オールスターで生まれた歴代新記録:
- 2チーム合計318点:これまでの最多は1987年の303点
- カーメロ・アンソニーのスリー成功数8本
- ブレイク・グリフィンの第1Qフィールドゴール成功数9本
- ケビン・デュラントのスリーポイントアテンプト数17本
- ウェストの合計スリーアテンプト数56本、スリー成功数16本
メモ:
今年のオールスター出場メンバーで、90年代にドラフトされた選手はダーク・ノビツキーただ1人。その一方で、90年代に生まれた選手は5人いた(K.アービング、J.ウォール、A.デイビス、P.ジョージ、D.リラード)。
画像いろいろ:
1.ハーデンとデュラントのファッションw
架空請求メールを送ってきそう…。
2.カーメロ、8本目のスリーでオールスター新記録
3.グリフィンのダンク with 「Free-D」カメラ
Thumbnail:「YouTube」