【サンデーレポート Vol.24】11月17日~23日: 最近D.ハワードへの風当りが厳しくない?
NBA2014-15シーズン第4週の気になるニュースや動画、画像をざっとまとめました。サンデーレポートは毎週日曜日にアップします。
【Vol.24】2014-15第4週 – 11月17日~23日
順位表(現地11月22日現在):
ウェスト | イースト | |||
1 | グリズリーズ | 11-2 | ラプターズ | 11-2 |
2 | ウォリアーズ | 9-2 | ウィザーズ | 9-3 |
3 | ロケッツ | 10-3 | ブルズ | 8-5 |
4 | ブレイザーズ | 9-3 | ホークス | 6-5 |
5 | マブス | 10-4 | ヒート | 7-6 |
6 | スパーズ | 9-4 | バックス | 7-7 |
7 | サンズ | 9-5 | キャブス | 5-7 |
8 | クリッパーズ | 7-4 | マジック | 6-9 |
9 | キングス | 8-5 | ネッツ | 5-8 |
10 | ペリカンズ | 7-5 | セルティックス | 5-8 |
11 | ナゲッツ | 5-7 | ペイサーズ | 4-7 |
12 | ジャズ | 5-9 | ホーネッツ | 4-9 |
13 | ウルブズ | 3-9 | ニックス | 4-10 |
14 | レイカーズ | 3-10 | ピストンズ | 3-10 |
15 | サンダー | 3-11 | シクサーズ | 0-13 |
ニュース:
・ニック・ヤング、復帰1試合目でフロップ警告
スワギーPらしいというか…。19日のホークス戦でロスター復帰したレイカーズのニック・ヤングが、さっそくフロッピングでリーグから警告を受けた。
問題となったプレーは、第4Q残り46秒でのスリーポイントアテンプトだ。ヤングがシュート後に倒れ込んだため、カイル・コーバーにシューティングファウルがコールされたが、レビューの結果、まったく接触がなかったことが判明。
フロッピングは2回目から罰金処分となる。レイカーズはヤング復帰以来、2勝1敗とやや調子を上げた。
・マブスのオフェンスがアツすぎる
もともとオフェンス力の高いダラス・マーベリックスだが、今季は特に凄まじい。1試合の平均得点は111.3でリーグ首位。オフェンシブレーティング(ORtg、100ポゼッション当たりの得点)は119.6でぶっちぎりの1位だ。
ピック&ロールを巧みに使ったインサイドへのペネトレーションと、そこからのキックアウトパス&オープンスリー…。ボールムーブメントも見事で、とにかく効率よくスコアする手段に長けている。
▼ウルブズ戦でみせたセット:
ノビツキーとチャンドラーのダブルスクリーンから始まるこのプレー。エリスがスクリーンを抜けた瞬間に、チャンドラーはゴールに向かってロールし、ノビツキーはスリーポイントラインの外側にポップ。ウィークサイドにはパーソンズとネルソンが待機している。ヘルプが来ないことを察知したエリスは電光石火のドライブでレイアップを決めた。
あまりにも一瞬すぎてディフェンスは上手くヘルプに動けないのだ。チャンドラーをフリーにすればアリウープを食らうし、ノビツキーをノーマークにするわけにもいかない。仮にウィークサイドからすばやくヘルプにいけば、パーソンズ/ネルソンのオープンスリー、もしくは左サイドで2対1の状況になる。
パスがなかったためエリスの個人技のようにもみえるが、実は絶妙なポジショニングによるチームプレーだ。
・D.ウェストが感謝祭ディナーに650人を招待
インディアナ・ペイサーズのデビッド・ウェストと妻のレスリーさんが20日、サンクスギビングの慈善活動として、インディアナのホームレスシェルターや孤児施設に暮らす恵まれない人たちのために大夕食会を開催した。
この日集まった人数は650人。ウェストは毎年の感謝祭にこのイベントを行っている。
「恵まれない人達の役に立てる良い機会。助けが必要な人を気にかけて、できる限りのことをしてやるというのは、人間らしさの一つだ」
– D.ウェスト
マジックからのトレード放出を要求したあたりからか、誰からも愛されていたドワイト・ハワードの評判は徐々に落下をはじめ、最近ではすっかり嫌われ者のイメージが定着してしまった。今季もまだ始まって間もないが、早くもスター選手やNBAコメンテーターたちから次々と厳しい言葉をぶつけられている。
1発目はコービー・ブライアントだ。10月28日に行われたレイカーズ対ロケッツシーズンのシーズン開幕戦でのこと。試合がヒートアップしてダブル・テクニカルファウルがコールされた際に、コービーはハワードに向かって「軟弱野郎(Soft motherf○cker)」、さらに「ビッチ・アス・ニガー(bitch ass nig○a=『臆病者』を究極に汚く表現した言い回し)」と罵った。
続いて17日のサンダー対ロケッツ戦。両チームの間でちょっとした口論が巻き起こった際、怪我で欠場中のケビン・デュラントがハワードに「pussy(腑抜け野郎)」と暴言を吐いたと伝えられている。コービーとは違い、デュラントが相手選手を罵るのはとても珍しい。
画面左上にやたらと喧嘩腰なデュラントが見られる。その陰で、手を後ろに組みながらウィンドウショッピングでもしているかのように口論を見守るウェストブルックの姿がいい感じだ。
これを受け、元NBAスターのゲイリー・ペイトンはFox Sportsのテレビ番組に出演した際、「ハワードのことが嫌いな選手はたくさんいると思う」とコメント。「あのスマイルや道化っぷりがプレーヤーたちの神経を逆なでしている」と批判した。
画像:
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動画:
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