【サンデーレポート Vol.31】1月5日~11日: ニックスがリーグ最下位に転落
NBA2014-15シーズン第11週の気になるニュースや動画をざっとまとめました。サンデーレポートは毎週日曜日にアップします。
【Vol.31】2014-15第11週 – 1月5日~11日
順位表(現地1月11日現在):
ウェスト | イースト | |||
1 | ウォリアーズ | 29-5 | ホークス | 28-8 |
2 | ブレイザーズ | 29-8 | ラプターズ | 25-11 |
3 | ロケッツ | 26-11 | ウィザーズ | 25-11 |
4 | グリズリーズ | 25-11 | ブルズ | 26-12 |
5 | マブス | 26-12 | キャブス | 19-18 |
6 | クリッパーズ | 25-12 | バックス | 20-19 |
7 | スパーズ | 23-15 | ネッツ | 16-21 |
8 | サンズ | 22-17 | ヒート | 15-21 |
9 | ペリカンズ | 18-18 | ペイサーズ | 15-24 |
10 | サンダー | 18-19 | ホーネッツ | 15-24 |
11 | ナゲッツ | 17-20 | ピストンズ | 13-24 |
12 | キングス | 15-21 | セルティックス | 12-23 |
13 | ジャズ | 13-25 | マジック | 13-27 |
14 | レイカーズ | 12-25 | シクサーズ | 7-29 |
15 | ウルブズ | 5-31 | ニックス | 5-35 |
今週の歴史
- 1951年1月6日 – インディアナ・オリンピアンズがロチェスター・ロイヤルズ(現サクラメント・キングス)に6オーバータイムで勝利(NBA最長試合時間記録)
- 1962年1月5日 – ウィルト・チェンバレンが47試合連続フル出場(48分)を開始(NBA歴代記録)
- 1972年1月7日 – ロサンゼルス・レイカーズがアトランタ・ホークスを破り、33連勝を達成(NBA/米メジャースポーツ最長連勝記録)。ちなみにレイカーズの連勝記録を終わらせたのは、カリーム・アブドゥル=ジャバー率いるミルウォーキー・バックスだった
- 1986年1月10日 – カリーム・アブドゥル=ジャバーがキャリア通算3万4000得点目を獲得。歴代NBAで3万4000点に到達した初のプレーヤーとなった(現在でもカリームとカール・マローンの2人のみ)
- 1996年1月9日 – トロント・ラプターズがシャーロット・ホーネッツとの試合でフリースロー成功数0本を記録。1試合を通してフリースローを1本も決められなかった初のチームとなった
ニュース:
・ノビツキーが通算得点で歴代7位に!
5日に行われたダラス・マーベリックス対ブルックリン・ネッツ戦で、ダーク・ノビツキーがオーバータイム残り34秒にスリーポイントシュートを成功させ、キャリア通算2万7412点目を獲得。NBAキャリア得点記録でモーゼス・マローンを追い抜き、歴代7位に浮上した。
プレーヤー | 通算得点 | |
1 | カリーム・アブドゥル=ジャバー | 38,387 |
2 | カール・マローン | 36,928 |
3 | コービー・ブライアント | 32,437 |
4 | マイケル・ジョーダン | 32,292 |
5 | ウィルト・チェンバレン | 31,419 |
6 | シャキール・オニール | 28,596 |
7 | ダーク・ノビツキー | 27,412 |
・ブランダン・ライトがサンズに移籍
現地9日、フェニックス・サンズがボストン・セルティックスとのトレードでビッグマンのブランダン・ライトを獲得した。
ライトは12月18日にダラス・マーベリックスからトレード放出され、セルティックスに移籍したばかり。セルティックスでは10試合に出場し、平均3.3得点、2.1リバウンドを記録している。サンズのジェフ・ホーナセックHCはライトについて、「バスケットにロールしてボールをキャッチするのが上手く、そこからダンクやフックショットが打てる選手」と評価した。
3週間とわずかな在籍期間だったが、あるセルティックスファンはトリビュートビデオを作成してYouTubeにアップし、ライトの新たな門出を祝った。
・ニック・ヤングとジェレミー・リンの会話
現地6日に行われたレイカーズのAll-Accessメディアイベントより:
ヤング:「(コービーについて)あの男にはフィルターがない。口を開くと止まらなくなるんだ」
リン:「皮肉な話だね」
ヤング:「何だって?」
リン:「何でもない。続けてくれ」
※
リン:「恋人はいません」
ヤング:「どうして恋人がいないんだ?」
リン:「誰とも交際していないからだよ、ニック」
※
リン:「生まれはカリフォルニアのトーランスで…」
ヤング:「マジで?」
リン:「そうだよ、ニック。前にも話したよね。俺は違う大陸の生まれじゃないから」
・ニックスが最下位に転落
現地5日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズがクリーブランド・キャバリアーズを破り、今季5勝目を挙げた。そして同日、ニューヨーク・ニックスは105-83でメンフィス・グリズリーズに惨敗。これにより、ついにニックスがリーグ最下位に転落した。
これほど散々なシーズンを迎えることになると誰が予想できたか?リーグトップ10選手のカーメロ・アンソニーを擁するチームが、シクサーズやウルブズ以下って…。さすがにありえない。スーパースターのいるチームがここまで弱小だったことは、NBA史上あまり例がないのでは(2008年のヒート、もしくは2004年のマジックくらいか)?
さらにニックスは今週、イマン・シャンパートとJ.R.スミスのキープレーヤー2人をキャップスペース拡大のためにトレード放出。今シーズンを捨てて、来季に向けた完全再建モードに突入した。
これに伴い、米ESPNは予定していたニックスの試合中継数を削減すると発表。またニューヨーク・タイムズ紙のニックス担当ライターは、ニックスがあまりにも酷すぎるため、今後1ヵ月は他のチームを取材するよう会社から指示を受けたらしい。
・チャールズ・バークレー、J.R.スミスのキャブス移籍について
「JRはキャブスでまともになるはず。なにしろクリーブランドでは夜にすることがほとんどないからな。ジムでトレーニングする回数が増えるだろう」
– バークレー
画像:
1.ニコラス・バトゥームの「Je suis Charlie(私はシャルリー)」Tシャツ、シャルリー・エブド襲撃テロの追悼
2.MSGのニックスファン
3.ブルズがホワイトハウス訪問
4.ティモフェイ・モズゴフ、キャブスのフィジカルチェックにて。デカすぎて天井を外す必要があったらしい
動画:
1.カイル・コーバーの威力
2.マーカス・モリスがホーナセックHCにブチ切れ
3.マローン&ノビツキー
4.スワギーP流
5.クインシー・エイシーにMVPコール!
6.タイラー・ハンズブロー、スリーポイント初成功
7.J.R.スミス27得点、9日ウォリアーズ戦
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