ブログ ティム・ダンカン

Published on 6月 2nd, 2013 | by Tunaパスタ

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ティム・ダンカンって最高だよね…

現NBAでティム・ダンカンほど愛されているプレイヤーは他にいないと思う。各地のスポーツ記事やネットのフォーラムなどをみても、ダンカンが悪く書かれていた試しがほとんどない(プレイスタイルが退屈だという意見以外は)。

基礎に忠実で安定感のあるプレースタイル、チームプレー第一の献身的な姿勢、勝利へのストイックさ…。ダンカンは、「プロフェッショナル」という言葉が最も似合うNBA選手ではないだろうか。

輝かしい実績

確かにダンカンは、アレン・アイバーソンやコービー・ブライアントなど、同世代の他のスーパースターたちに比べると、華やかさがないかもしれない。だが、彼がこれまでのNBAキャリアで築き上げてきた功績は、コービーに少しも劣らないどころか、むしろ上回っているとすらいえる。

ティム・ダンカン 新人王

新人王を受賞し歓喜の表情のダンカン: via imgur

4度のNBA制覇とファイナルMVP受賞3回、シーズンMVP受賞2回、新人王。14回のオールNBAチームとオールスター選出、13回のオールディフェンシブチームなど、挙げはじめるときりがない。

また、スパーズはダンカンが入団して以来16年間、プレイオフを1度も逃したことがなく、その内の15シーズンで50勝以上あげている。

なによりも、ダンカンはその間にずっとチームの大黒柱であり続けた。これほどまでに、1チームにとって価値ある選手が、ジョーダン以降にいただろうか?

コービーの方が優勝経験は多いが(5回)、その内の3回はシャキール・オニールというチートすぎるセンターがいたからこそのことだ。

ジョーダンにはピッペン、コービーにはシャックがいた。その一方で、ダンカンはスーパースター級のサポートなしに、4度の優勝をやってのけた(パーカーとジノビリがいたが、ピッペン/シャック級の選手とは到底言えない)。

小さい頃の夢は水泳選手

アメリカ領ヴァージン諸島のセント・クロイ島という島で生まれ育ったダンカン。少年期の夢は、NBA選手ではなく、プロの水泳選手になることだった。

姉の影響で幼いころから水泳を始めたダンカンは、オリンピック出場を目標にしながら、日々練習に励んでいたという。小学生の頃には、400m自由形で全国区の選手にまで成長した。

しかし、1989年に巨大ハリケーン「ヒューゴ」がセント・クロイ島を襲い、島で唯一の国際大会用プールが破壊されてしまう。そのことが原因で、ダンカンは水泳に対する情熱を完全に失ってしまい、その後、彼が再び水泳の試合に出場することはなかった。

そしてダンカンは、14歳になってから、本格的にバスケットボールの世界に足を踏み入れることとなる。他のNBA選手と比べるとかなり遅めスタートだったが、そのわずか9年後には若きエースとしてスパーズをNBA制覇に導き、ファイナルMVPの称号を手にした。

ダンカン 車いすバスケ

戦争で負傷した兵士たちと車椅子バスケを楽しむダンカンとスパーズメンバー: imgur.com

死んだ母との約束

名門ウェイク・フォレスト大に進学したダンカンは、2年目にしてレイカーズからドラフトへのアーリーエントリーを勧められるほどのプレイヤーになった。普通の選手であれば、迷うことなくそのチャンスに飛び乗るところだが、ダンカンは大学に残ることを選んだ。死んだ母との約束があったからだ。

ダンカンの母親は、彼が14歳のときに乳がんを患いこの世を去った。彼女が日頃から息子に言い聞かせていたことは、「大学だけは卒業するように」ということ。NBA入りが低年齢化傾向にあった時代の中で、ダンカンは母の遺志に従い、大学を卒業した。

▼腕があることに突然気が付いたダンカン

チームのためなら減俸もいとわない

ダンカンは2012年に、スパーズと3年間/3000万ドルの契約を結んだ。今年で37歳、選手としてのピークをやや過ぎたダンカンだが、今季の17.8得点、9.9リバウンドという成績からもわかるように、他のチームにいけば(考えたくもないが)もっと給料をもらえたことは確実だと思う。

だが彼はもう一度優勝を狙うため、少ない契約金でスパーズに残り、チームの充実を最優先に選んだ。ちなみに同世代のケビン・ガーネット(36)は、同じ時期にセルティックスと3年間/3600万ドルの契約を結んでいる。

▼ダンカンのベスト・モーメント

ダンカンを愛すべきでない理由があったらぜひ教えてほしい。

ソース:「bleacherreport.com」、「nba.com

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • disqus_OZ08R2w8nO

    歓喜の表情が酷いですね(笑
    ぼくがNBAを見始めたのは2006年(?)のピストンズとのファイナルでした。

    NBAは華やかなショーというイメージを持っていたのですが、熱のこもったディフェンスの欧州で非常に面白かったです。アントニオ・マクダイスとダンカンのマッチアップは今も鮮明に思い出せるほど迫力がありました。

  • goo

    このページ見てだんかんがかなり好きになりましたw 腕があることに気づいたw 憎めなすぎます・・・

  • さトゥー

    ティム大好きです!
    ティムのプレイスタイルを見てNBAが好きになりました(≧◡≦)
    同じ年なんで頑張ってもらいたいです!

    • ダンカンでNBAが好きになったとはシブいですね!
      今季もトリプルダブルを獲得したり、トリプルOTで40分以上出場して30得点を挙げたりと、衰えを一切感じさせないプレーを見せてくれています。ぜひもう一つチャンピョンシップを勝ち取って、ポストジョーダン世代の最高のプレーヤーの座を手に入れてほしいです。

      個人的には、ダンカンはコービー・ブライアントと同じくらい世界的に注目度があってもいい選手だと思うんですよね。キャリア18年を通じて、毎年シーズン50勝、5度の優勝を達成したチームの軸であり続けた歴代有数の偉大なプレーヤーです。

      でも残念ながら、コービーやレブロンの人気には遠く及びません。日本語で「ダンカン」と検索しても、スパーズのダンカンよりも、タケシ軍団のダンカンが圧倒的にヒットするのが口惜しいです。

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