キャブスがセルティックを下し開幕5連勝
クリーブランド・キャバリアーズが現地3日、本拠地クイッケンローンズアリーナで行われたボストン・セルティックスとの試合に128-122で勝利し、シーズン開幕から5連勝を達成。同日にオクラホマシティー・サンダーが敗れたことにより、今季唯一の無敗チームとなった。
試合は、最初のピリオドだけで11本中6本のアウトサイドショットを成功させたキャブスがペースを支配し、第1Q終了時点で早くも11点リードを奪取。第2Q序盤にセルティックスが2ゴール差まで詰め寄る反撃をみせるも、キャブスはカイリー・アービングとケビン・ラブの連続スリーですぐに主導権を取り戻し、ハーフタイムまでに点差を68-51の17点に拡大する。
第3Qも、レブロン・ジェイムスがピリオド20得点の大活躍をみせ、キャブスが二桁のリードを維持。対するセルティックスは、第4Qに入ってからカムバックを展開し、残り時間3分で再び2ゴール差まで追い上げたが、それ以上点差を縮めることはできず、時間切れとなった。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
BOS | 25 | 26 | 32 | 39 | 122 |
CLE | 36 | 32 | 32 | 28 | 128 |
キャブスは、レブロンが30得点/12アシスト/7リバウンド、ケビン・ラブがシーズンハイの26得点/8リバウンド、カイリー・アービングが23得点/6アシストと、ビッグスリーが大活躍。他にも、トリスタン・トンプソンが15得点/14リバウンド、イマン・シャンパートが15得点、チャニング・フライがスリー3本中3本成功の11得点で勝利に貢献した。
なおレブロンは、キャリア通算得点で歴代10位のアキーム・オラジュワンを追い抜くまであと2点に迫っている。
▼レブロンもシーズンハイ
キャブスはまたレベルアップした。優勝を経験したことで、チームの結束が一段と強まり、全員がそれぞれの役割を完璧に理解できている印象だ。
今季5試合を終えた時点で、キャブスはオフェンシブレーティング(100ポゼッションあたりの得点)でリーグダントツ1位の115.3得点を記録しており、1試合の平均3P成功数でもリーグ首位。キャブスが開幕5連勝を達成したのは1976-77シーズン以来初で、レブロンにとってもマイアミ・ヒートでの2011-12シーズン以降のベストスタートとなる。
バック・トゥ・バックの2試合目で、主力のアル・ホーフォードとジェイ・クラウダーが怪我で不在という厳しい状況だったセルティックスは、アイザイア・トーマスが30得点、エイブリー・ブラッドリーが26得点/10リバウンドのダブルダブルで奮闘した。
ボックススコア:「NBA」