ゴベアがベアハッグ、ジャズ対ペイサーズ戦で合計4選手が退場処分の小競り合い
現地11日に行われたユタ・ジャズ対インディアナ・ペイサーズ戦の終盤、ルディ・ゴベアとマイルズ・ターナーの取っ組み合いをきっかけに乱闘寸前のハプニングが勃発。4選手が退場処分となる大荒れの展開となった。
ペイサーズの10点リードで迎えた第4Q残り4分、背後からレイアップをブロックされたゴベアがフロアに転倒。その際にターナーのショーツを掴んで巻き込んでしまい、それが小競り合いの原因となる。
後ろから体をぶつけられたことに怒ったゴベアは、レスリングでも始めるかのように正面からターナーをハグ。審判や選手たちが間に割って入るまで2人はもみ合いを続けた。
この乱闘騒ぎの結果、ゴベアとターナーは退場。さらに、事態を悪化させる行動をしたとして、ジャズのドノバン・ミッチェルとジョー・イングルスも退場処分となる。
試合はペイサーズが111-100で勝利。主力3人を失ったジャズに反撃のチャンスを与えず、最後まで二桁のリードを維持した。
ジャズに今季ホーム初黒星をつけたペイサーズは、マルコム・ブログドンがシーズンハイ30得点、ベンチ出場のTJ・マコーネルがFG14本中10本成功から21得点で活躍。インサイドに強いジャズをリバウンドで圧倒(53-37)し、マコーネル1人だけで5オフェンスリバウンドをあげている。
▼ペイサーズハイライト
直近4試合で1勝3敗とやや失速気味のジャズ(シーズン8勝4敗)は、ドノバン・ミッチェルが26得点、ルディ・ゴベアが19得点/11リバウンドをマークした。
ボックススコア:「NBA」