エンビードのPOキャリアハイ40得点で76ersがホークス撃破、シリーズ1勝1敗のイーブンへ
フィラデルフィア・76ersは現地8日、本拠地ウェルズファーゴ・センターで行われたアトランタ・ホークスとのイースタンカンファレンス準決勝第2戦に118-102で快勝。シリーズを1勝1敗のイーブンに戻した。
第1戦とは反対に、第2戦は76ersが試合の大部分で主導権を掌握。第3Q終盤で一時ホークスに逆転されるが、ピリオドラスト2分間を12-4のランでクローズ。さらに第4Q開始2分強でセカンドユニットが11連続得点をあげて18点リードを奪い、すぐに主導権を取り返した。
この日のシクサーズは、ジョエル・エンビードがプレイオフ自己最多の40得点、13リバウンドで大暴れ。パワーとスキルでホークスCのクリント・カペラを圧倒した。
エンビードの他には、トバイアス・ハリスが22得点、セス・カリーが21得点、シェイク・ミルトンがベンチから14得点をマーク。ベン・シモンズはわずか4得点に終わったが、守備面でチームの勝利に貢献している。
76erの守備アジャスト
シクサーズが第2戦で仕掛けた最も大きなアジャストメントは、トレイ・ヤングに対するディフェンスだ。
敗北した第1戦では、ダニー・グリーンにヤングの守備を任せて好き放題(35得点10アシスト)やられてしまったが、この日の試合ではベン・シモンズとマティス・サイブルが主にマッチアップ。第1戦よりも遥かに上手くホークスのピック&ロールに対応し、ヤングをFG16本中6本の21得点に抑えることに成功した。
▼ヤングのフローターがブロックされるのは極めて珍しい
一方で敗れたホークスはヤングの他、ダニーロ・ガリナリが21得点、ケビン・ハーターが20得点、ボグダン・ボグダノビッチが14得点を記録。エンビードをマークしたクリント・カペラはファウルトラブルで出場時間が制限され、10得点、8リバウンドに終わった。
1-1のタイとなった76ersとホークスのシリーズ第3戦は、現地11日にアトランタで行われる。
ボックススコア:「NBA」