TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
アンドレ・イグダーラ ウォリアーズ 2022
2022 9 26

アンドレ・イグダーラがウォリアーズとの再契約を発表、「これで最後」

アンドレ・イグダーラ, ウォリアーズ 0

ゴールデンステイト・ウォリアーズの大ベテラン、アンドレ・イグダーラが現地9月23日、自身のポッドキャスト『Point Forward』を通じてチームと再契約を結ぶことを発表。さらに2022-23シーズンいっぱいで現役に終止符を打つ旨を明かした。

イグダーラは同日に公開した“スペシャル・アナウンスメント”のエピソードの中で、「キャリア19年目も現役続行する決断をしました」と宣言。

今夏には現役引退に気持ちが傾き、オフシーズンを通してほとんどバスケをしてこなかったというイグダーラ。トレーニングキャンプ直前で復帰を決断したのには、チームメイトや球団スタッフたちからの説得が大きな理由の一つになったらしい。

「僕が直前で気変わりしたのはステフ・カリーのせい。ドレイモンド(グリーン)やクレイ(トンプソン)、スティーブ(カーHC)、そしてボブ・マイヤーズ(GM)も一緒。彼らは僕にたくさんのラブコールを送ってくれた。オフコートにおける僕の役割の大きさを教えてくれた。それから『君にはコート上でも活躍してもらう必要がある』と説得してきたのがスティーブ。そこに関してはドレイモンドも同罪だ」

シックスマンとして王朝ウォリアーズの5年連続ファイナル進出のコアメンバーとなったイグダーラは、2019年のオフにケビン・デュラント/ディアンジェロ・ラッセルのトレードを成立させるためのサラリー調整要因として他チームに移籍。2021-22シーズンにFAでウォリアーズに復帰し、チームの4年ぶりの優勝に貢献した。

▼昨季11月の試合ではベンチから10アシストの大活躍

昨季のイグダーラは、31試合の出場で4得点、3.2リバウンド、3.7アシスト、FG成功率38%を平均。2月のオールスターブレイク以降は怪我の影響もあって5試合しかプレイしておらず、プレイオフでもわずか7試合の出場と、以前と比べてオンコートでの活躍の機会が激減したが、ロッカールームでのメンターやムードメーカーとしてチームに欠かせない存在だった。

ウォリアーズGMのボブ・マイヤーズは、イグダーラをチームに置く価値を100%理解している1人。先週の記者会見では、大ベテランの存在感とその影響力を大絶賛している。

「彼はオンコート/オフコートの両方でたくさんの仕事をしてくれる。彼ほどの安心感とリーダーシップをチームにもたらしてくれる選手は滅多にいない。私やスティーブ(カーHC)でさえ、彼に相談を持ち掛けることがある。彼はとても賢く、チームをよく理解している。彼こそが真のプロだ」
– ボブ・マイヤーズGM

▼イギーのベストプレイ集

ラストシーズンへの抱負

ついに来季で20年近くにわたる長いNBAキャリアを終える予定のイグダーラ。ラストシーズンに向けた抱負の1つは、遠征で訪れるいろいろな都市を満喫することだという。

「僕はこれまでに遠征で海外に行った時も、観光を楽しんだことが1度もない。常に100%バスケットボールに集中していたからね。例えば、2010年FIBAワールドカップの舞台だったイスタンブール(トルコ)は僕のお気に入りの都市の一つだが、その時はコービーに習ってバスケにすべてを注いでいたので、“本当のイスタンブール”を体験することができなかった」

「オリンピックでロンドン(2012年)に行った時も同じ。またイベントで何度も中国を訪れているが、未だに本当の意味での中国という国を体験できていない。当時はバスケがすべてだった。だから来季こそはシーズン中に訪れる各都市で、これまでに経験できなかったことをしてみたい」

ミュージアムやレストランなどを含め遠征先の様々なスポットを存分に楽しみたいとしながらも、イグダーラは決して旅行ツアー気分でラストシーズンに臨むわけではない。来季もこれまでと同じく、可能な限りプレイタイムを得られるよう真剣にワークアウトやコンディション維持に取り組みつつ、若手選手たちの指導と育成にも尽力したい、とトレーニングキャンプに向けた意気込みを語った。

「チームメイトたちとの最後のバスライドやフライトを楽しみたいと思う。ただ引退気分でシーズンに臨むような真似はできない。だから来季もこれまでと変わらず自分のやり方を貫く。ワークアウトには一番に顔を出してしっかりと練習を積み、できるだけプレイタイムを稼ぎたいと思っている」

「でも同時に、ジョナサン・クミンガやモーゼス・ムーディーら若手たちに発破をかけてやるつもりだ。彼らにはこう言ってやるよ、『もし俺がコートに立てるなら、それはお前たちの力不足によるものだ。俺がコートに立つ機会がなくなるほど(自分がもっとコートに立てるよう)、もっと努力しろ』とね。若手たちにそう言い聞かせることで、僕がいなくなっても問題のないチームになれると思う」

またイグダーラが昨季、さらに今夏にウォリアーズに復帰する決断をしたのは、ステフィン・カリーの影響が最も大きかったとのこと。「カリーのレガシーに貢献したい」「カリーの全盛期を無駄にしたくない」という気持ちが強かったらしい。

ウォリアーズが昨季に4年ぶりの王座奪還を達成した時点で「よし、やり切ったぞ」と思ったそうだが、今オフに「あと1年だけいてくれ」と懇願するカリーを拒否できなかった模様。YouTubeに公開したポッドキャストエピソードの最後に、「いいかステフ、これで最後だからな」と釘を刺して現役続行のスペシャルアナウンスメントを締めくくった。

▼昨季カリーはついにキャリア初のファイナルMVP選出

GSWの2022-23デプスチャート

今オフのウォリアーズは、ゲイリー・ペイトン二世やホワン・トスカーノ・アンダーソン、オット・ポーターら、優勝に貢献したサポーティングキャストと決別。その代わりに、FAでガードのドンテ・ディビンチェンゾやフォワードのジャマイカル・グリーンと契約を結び戦力補強を図った。

今回のイグダーラの再契約を含めると、来季2022-23シーズンのデプスチャートは以下の通り:

  • PG:ステフィン・カリー、ジョーダン・プール
  • SG:クレイ・トンプソン、ドンテ・ディビンチェンゾ、モーゼス・ムーディー
  • SF:アンドリュー・ウィギンス、アンドレ・イグダーラ
  • PF:ドレイモンド・グリーン、ジョナサン・クミンガ、ジャマイカル・グリーン
  • C:ケボン・ルーニー、ジェイムズ・ワイズマン

“エースキラー”だったペイトンの守備力を失ったのは痛いが、オフェンス面でよりスプラッシュブラザーズとの相性が良さそうなオールラウンダーのディビンチェンゾが加入。若手陣の成長次第では、来季の優勝最有力候補になれる強力なロスターだと思う。

特に、怪我でキャリア最初の2シーズンが台無しになった元ドラフト2位指名のジェイムズ・ワイズマンがどんなプレイを見せるのか楽しみだ。

ソース:「Point Forward」

OKCエースのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、左ひざ靭帯の怪我でキャンプ欠席へ ヒートのジミー・バトラーが斜め上のサプライズ、極太ドレッドでメディアデーに登場

Related Posts

クリス・ポール ウォリアーズ

ブログ

ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される

2022-23開幕戦 ウォリアーズ

ブログ

NBA2022-23開幕、王者ウォリアーズが20年目突入のレブロン下し白星スタート

白鳳 ウォリアーズ

Video

【ハイライト】元横綱白鳳、ステフとクレイのスプラッシュブラザーズを一蹴

ウォリアーズ パレード 2022

ブログ

ウォリアーズの2022優勝パレードハイライト:酔っ払いクレイ・トンプソンが躍動

特集

  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日
  • NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    2020年5月6日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    2017年9月10日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日
  • ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    2019年12月19日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
    バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
  • キングス、トレードでサボニス獲得のため若手ホープのタイリース・ハリバートン放出
    キングス、トレードでサボニス獲得のため若手ホープのタイリース・ハリバートン放出
  • 【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
    【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
  • OKCエースのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、左ひざ靭帯の怪我でキャンプ欠席へ
    OKCエースのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、左ひざ靭帯の怪我でキャンプ欠席へ
  • 【動画】ステファン・カリー2014-15、286本のスリーポイントまとめ
    【動画】ステファン・カリー2014-15、286本のスリーポイントまとめ
  • 【鈴が鳴る】これぞNBA流クリスマスソングの演奏会
    【鈴が鳴る】これぞNBA流クリスマスソングの演奏会
  • キャブスが再びドラフト1位指名権を獲得:NBA選手たちの反応
    キャブスが再びドラフト1位指名権を獲得:NBA選手たちの反応
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • ドワイト・ハワード、試合中の卑猥なジェスチャーで罰金
    ドワイト・ハワード、試合中の卑猥なジェスチャーで罰金

ランダム

  • トニー・アレン コービートニー・アレンがLAL戦でFG成功率100%の27得点、初めてコービーをアウトスコア
  • ウェストブルック デビューウェストブルックのLACデビュー戦、176-175の記録的なハイスコアゲームに
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 第8週 2017-18オラディポとデュラントが2017-18第8週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
  • ケビン・デュラント オリンピックケビン・デュラントがオリンピック通算得点でアメリカ歴代1位に浮上
  • ジャズ 10連勝イングルスの自己最多タイ27得点でジャズが10連勝

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes