2019年NBAのベストハイライト10選
NBAは2019年も見応えたっぷりで最高に面白かった。
1年の締めくくりということで、本記事では2019年1月~12月に行われたNBAのレギュラーシーズン公式戦から、最も印象に残ったプレイを個人の好みで10個選んでみた。プレイの重要度やインパクトはもちろん、「まさかこの選手が!?」といったサプライズ要素も選考基準となっている。
10.グリフィンのフェイクDHO
- ブレイク・グリフィン
- 3月15日:レイカーズVSピストンズ
ドリブル・ハンドオフと見せかけて、レッグスルードリブルからコーナースリーに成功。決して派手なプレイではないが、とにかく上手い。コート上の選手だけでなく、球場やテレビで観ていた多くの人がこのフェイクに引っかかったことだろう。
9.ラムのブザービーター
- ジェレミー・ラム
- 3月24日:ラプターズVSホーネッツ
終了のブザーと同時にハーフコートから逆転決勝のスリーポイント。ミラクルショットと呼ぶにふさわしい一発だ。こんな負け方をしたら頭を抱えるしかない。
8.グリーンのプットバック
- ダニー・グリーン
- 11月17日:レイカーズVSホークス
豪快なプットバックで今季1本目のダンクに成功。あまりにもグリーンのイメージとかけ離れたアスレチックなプレイだったためか、試合後にはリーグによる抜き打ちのドーピング検査を受けさせられたらしい(ただの偶然だろうけど…)。
7.ジョーンズJr.のアリウープ
- デリック・ジョーンズJr.
- 3月10日:ラプターズVSヒート
ロブパスを片手でキャッチして、そのまま投げ込みダンク。すでにヒートの敗北が確定していたガベージタイムでの得点なのでプレイの重要度は低いが、見た目やインパクトは最高だ。こんなプレイができる人間が世界に何人いることか…?
6.ラビーンのゲームウイナー
- ザック・ラビーン
- 11月23日:ホーネッツVSブルズ
ラビーンがラスト1分間にゲームウイナーを含む3本のスリーを沈め、ブルズがホーネッツに大逆転勝利。ラビーンは合計でブルズの球団新記録かつNBA史上2位タイの大記録となる13本のスリーを決め、自己ベストの49得点をマークした。
5.ヨキッチのフルコートパス
- ニコラ・ヨキッチ
- 1月10日:クリッパーズVSナゲッツ
リバウンドを片手で確保して、そのままボールを持ち直すことなく、速攻に走ったジャマール・マレーに向けてピンポイントでフルコートのアシストを届けた。一連の動きが鮮やかで芸術的すぎる。
4.トリバーがMVPをブロック
- アンソニー・トリバー
- 2月23日:バックスVSウルブズ
キャリア11年目大ベテランフォワードのアンソニー・トリバーが怪物ヤニスのダンクを真っ向から阻止。
トリバーはテイクチャージは上手いが、決してアスレチックなディフェンダーではないので、このプレイは本当に驚きだった。まるで持てる力をすべて使い切ったかのように、ぐったりとフロアに倒れ込むところもポイントが高い。
3.レブロンのポスタライズダンク
- レブロン・ジェイムス
- 11月17日:キングスVSレイカーズ
ネマニャ・ビエリツァの上からワンハンドで強烈なポスタライズダンク。プロ17年目で35歳間近の選手とは思えないプレイだ。もしレブロンの“全盛期”が40歳まで続くことになっても、それほど驚かないかもしれない。
2.ハーデンのゲームウイナー
- ジェイムス・ハーデン
- 1月3日:ウォリアーズVSロケッツ
天敵ウォリアーズとのロードゲームでOT残り1秒に逆転決勝スリー。ドレイモンド・グリーンとクレイ・トンプソンの守備をくぐり抜けて沈めた超難易度の高いタフショットだ。
1.アダムスのフルコートパス
- スティーブン・アダムス
- 12月6日:ウルブズVSサンダー
第4Q残り1.1秒、2点ビハインドでのベースライン・インバウンドからアダムスが完璧なタッチダウンパス。デニス・シュルーダーがブザーと同時にレイアップを決めて、試合をオーバータイムに持ち込んだ。
なおこのミラクルプレイは、クリス・ポールの機転があったからこそ実現に繋がった(詳細記事)。
おまけ:CP3の作り笑い
真顔が怖すぎる。
おまけ:握手を全力回避
ブレイク・グリフィンがクリッパーズに古巣初凱旋した時の試合前のワンシーン。握手を求めるクリッパーズオーナーをダッシュで回避した(詳細記事)。
※ ※ ※
2019年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
それでは良いお年を。