ブラッドリー・ビールとケビン・ラブがチームUSAから離脱へ
USAバスケットボールは現地7月15日、新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りしていたブラッドリー・ビールが、東京オリンピックの代表メンバーから外れることを正式に発表した。
さらに現地16日には、フォワードのケビン・ラブが代表チームを辞退する決断をした模様。ふくらはぎの怪我がまだ完治していないためだという。
ラブのエージェントがESPNを通してラブの声明を伝えている。
「チームUSAの一員として東京に行けないのは本当に悔しい。だがオリンピックのレベルで戦うには、100%のパフォーマンスができる状態でなければならない。今の僕はそこに達していない」
– ケビン・ラブ
今夏のビールは、アメリカ代表の先発SGとしてエキシビジョンゲーム3試合に出場。チームUSAのポポビッチHCは、「オリンピックへの出場は、彼が幼い頃からの夢の1つだった。そして合宿では素晴らしいプレイをしていたのに…。彼の気持ちを考えると辛い」とビールの離脱を残念がった。
なおビールが安全衛生プロトコル入りしたことにより、現地16日に予定されていたアメリカ対オーストラリアの親善試合は中止。ビールの他にも、ジェレミー・グラントがプロトコル入りしているが、今のところPCR検査は陰性のようで、このまま代表ロスターに残るだろうと見られている。
ビールとラブの代替選手が誰になるのか注目したい。
参考記事:「ESPN」