【CLE-TOR第1戦】ビッグスリーの77得点でキャブスが快勝
現地5月1日にクイッケンローンズアリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対トロント・ラプターズのカンファレンス・セミファイナル第1戦は、キャブスが攻守でラプターズを圧倒して116-105で快勝。今季ポストシーズン無敗を維持し、ホームでシリーズの先手を取った。
この日のキャブスは序盤からアクセル全開で、第1Qにカイリー・アービングとレブロン・ジェイムスのバックボード・アリウープやイマン・シャンパートのポスタライズダンクなどスーパープレイを連発。
守備ではカイル・ラウリーやデマー・デローザンのピック&ロールをトラップで封じ込めつつ、ラプターズのターンオーバーやショットミスからトランジションで素早く得点を重ねて一気に主導権を握ると、後半は大部分で二桁点差を維持したまま圧勝を収めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
TOR | 18 | 30 | 26 | 31 | 105 |
CLE | 30 | 32 | 34 | 20 | 116 |
キャブスは、レブロンが35得点/10リバウンド、アービングが24得点/10アシストでそれぞれダブルダブルを記録。レブロンにとってこの日の試合は、キャリア88回目となるプレーオフ30得点ゲームで、歴代最多2位のコービー・ブライアントに並んだ。他には、ケビン・ラブが18得点/9リバウンド、トリスタン・トンプソンが11得点/14リバウンドをマークしている。
▼PG対決
11シリーズ連続で第1戦を落とすこととなったラプターズは(最後に第1戦に勝利したのは2001年)、ラウリーが20得点/11アシスト、デローザンが19得点を記録。バックスとのシリーズと同じく、ピック&ロールのボールハンドラーを集中して潰しにくるトラップやハードヘッジに上手く対応できなかった。
守備自体はそれほど悪くなく、新加入のサージ・イバカやP.J.タッカーもジャンプショットを沈めて活躍。第2Qには1ゴール差まで迫る奮闘を見せたが、試合の流れを変えることはできず、ディフェンスでファインプレイを決めても、それが運悪くキャブスへのナイスアシストに繋がってしまうような場面もあった。
キャブスとラプターズのシリーズ第2戦は、現地3日にクリーブランドで行われる。
ボックススコア:「NBA」