ピアースの34番がセルティックスの永久欠番へ
来季はついにポール・ピアースがThe Gardenでセルティックスレジェンドの仲間入りを果たす。
ボストン・セルティックスは現地18日、ピアースがキャリアを通して着用した背番号「34」を永久欠番にすることを発表。永久欠番のセレモニーは、2018年2月11日にホームで予定されているクリーブランド・キャバリアーズ戦で執り行われるそうだ。
1998年ドラフトでセルティックスに入団したピアースは、ボストンでの15シーズンで平均21.8得点、6.0リバウンド、3.9アシスト、1.4スティールを記録。セルティックスとして10度のオールスター出場、4度のオールNBAチーム選出を果たし、2008年にはチームを22年ぶりの優勝に導いてファイナルMVPに輝いた。ピアースは通算スリー成功数(1823本)、フリースロー成功数(6434本)、スティール数(1583本)の3項目で球団歴代最多記録の保持者で、通算得点(2万4021点)ではジョン・ハブリチェックに次ぐ球団歴代2位となっている。
「15年だ。ラッセルやバード、クージーらバスケットボール史上で最も名高い選手たちのユニフォームを見上げながら、ガーデンで15年間プレイした。そんな偉大な選手たちと並んで認めてもらえるなんて、本当に光栄だ。『生涯セルティック』、僕はそう言い続けてきた。そして今それが現実になるんだ」
– ポール・ピアース
▼ピアースのキャリアTop34プレイ
「セルティックスの成功のためにポールがしてくれた自己犠牲について、私は感謝の気持ちをいつまでも忘れない。彼のバスケットボールに対する愛情は周囲に広がっていくもので、彼のタレントとハードワークは伝説的だった。彼は時代を代表する選手の一人だ」
– ダニー・エインジ球団社長
昨季限りでの現役引退を宣言していたポール・ピアースは、7月17日にセルティックスと1日契約を結び、セルティックスとしてキャリアを終えることとなった。ピアースはセルティックスで永久欠番を指定された球団史上22人目の選手となる。
なおピアース永久欠番のニュースは非常に反響が大きく、発表から1日も経たないうちに、オンラインチケット販売大手の「スタブハブ」では、永久欠番セレモニーが予定されている2月11日キャブス戦のチケット価格が、最も安い席ですでに300ドル近くまで高騰している。
Image by Keith Allison
参考記事:「Celtics」