クリス・ポールがカーHCへの“作り笑い”について説明、「面白くなかったから」
現地6日、オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールが自宅からインスタライブを配信し、いろいろなトピックについて語った。中でも特に注目を集めたのが、2年前の「作り笑い事件」についてだ。
2018年1月20日、当時ヒューストン・ロケッツの一員だったクリス・ポールは、長年の宿敵であるゴールデンステイト・ウォリアーズとホームで対戦。第2Q終盤にタイムアウトがコールされた際に事件は起きた。
ポールはベンチに戻る途中で、ウォリアーズのスティーブ・カーHCと何やら楽しそうに笑い合うのだが、背中を向けると同時に一瞬で真顔になる。その瞬間はカメラにバッチリ捉えられ、完璧すぎる作り笑いだとしてネット上で大きな話題になった。
▼これ
ポールはこの件について「なぜ作り笑いをしたのか?」とフォロワーから尋ねられると、「全然面白くなかったからだ」とシンプルに回答。カーHCが一体何を言ったのかが気になる。
なおこの日のインスタライブには、ウォリアーズのステフィン・カリーが途中で参加。コメント欄が5年前のカリーのアンクルブレイクの話題で盛り上がると、ポールは「アニバーサリーがついこの間だったのは知ってる。あの時はやられたよ」と笑顔で話した。
▼カリーのアンクルブレイク
今季CP3はオールNBA
オフシーズンにOKCへとトレード移籍したクリス・ポールは、今季63試合の出場で17.7得点、6.8アシストを平均。Per gameのスタッツはそれほど目を引くものではないが、On/Offのインパクトやクラッチタイムでの活躍ぶりが凄まじかった。
今季サンダーが予想をはるかに上回る大健闘(40勝24敗)を見せたことを考慮すると、ポールが2020MVP投票で4~5位票をそれなりに獲得しても不思議ではないと思う。
NBA.comのデータによると、今季のサンダーはポールがフロアにいる時間帯(2003分)の100ポゼッションあたりの得失点差で+6.8点を記録。だがポールがベンチに下がった時間帯(1089分)では、-5.4点にまで大転落してしまう。
100ポゼッションあたりのOn/Offで12.2点というのは、ヤニス・アデトクンボやレブロン・ジェイムスを上回る数字だ。