カリーがついに大爆発、ウォリアーズは第3戦に41点差で圧勝
今年のウェスタンカンファレンスファイナルはワンサイドゲームが続いている。
1勝1敗のイーブンで迎えたゴールデンステイト・ウォリアーズとヒューストン・ロケッツのシリーズ第3戦は、ホームチームのウォリアーズが守備でロケッツを圧倒し、126-85の41点差で大勝。2勝1敗でシリーズのリードを奪った。41点差での決着は、ウォリアーズにとってプレイオフ最多得点差での勝利で、同時にロケッツにとっても球団のポストシーズン史上最多得点差での敗北となる。
ティップオフから最初の9分間は均衡状態だった第3戦だが、ウォリアーズはジェイムス・ハーデンがベンチに下がった第1Q残り3分からピリオド終了にかけてリビングストン/ヤング/イグダーラ/デュラント/ルーニーのビッグラインアップで9-0のランを展開し、主導権を掌握。第2Qもロケッツに反撃を許さず、11点リードを獲得して前半を終えると、第3Qにはシリーズ最初の2試合で不調気味だったステフィン・カリーが大爆発して一気に試合を終わらせる。
▼カリーの第3Q
第3Qのカリーは、約10分で7本中7本のFG成功からピリオド18得点を記録した。
ウォリアーズはカリーが35得点をあげた他、ケビン・デュラントが25得点/6アシスト/6リバウンド、ドレイモンド・グリーンが10得点/17リバウンド/6アシストをマーク。クレイ・トンプソンが13得点、アンドレ・イグダーラが10得点を獲得し、2人ともディフェンスで勝利に大貢献している。
この日のウォリアーズはディフェンスが非常に良く、ロケッツのファストブレイクやオフェンスリバウンド、オープンスリーを最小限に抑えつつ、合計で19ターンオーバーを出させた。
▼リビングストン!
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敗れたロケッツは、ジェイムス・ハーデンが20得点/9アシスト、クリント・カペラとクリス・ポールがそれぞれ13得点を記録。チームのパフォーマンス自体はそれほど悪くなく、特に前半はウォリアーズに得意のモーションオフェンスをさせない好守備を展開していた印象だが、カリーの大爆発でいつの間にか点差が20点に開いて試合が終わってしまった。
シリーズ第4戦は、現地22日に再びオラクルアリーナで行われる。
ボックススコア:「NBA」