久々にダンクを決めたダニー・グリーンに抜き打ちのドーピング検査
ダニー・グリーンは滅多にダンクしない。
オフェンスでの主な役割が3Pラインでのスポットアップなので、昔からダンクの少ない選手ではあったが、30代に突入したここ2シーズンはさらに減っており、昨季は80試合の出場でわずか2本(40歳だったダーク・ノビツキーとタイ)。今季は開幕12試合の時点で0本だった。
そんなグリーンが、シーズン13試合目となった現地17日のホークス戦でダンクを決めた。豪快なプットバック・ダンクだった。
https://twitter.com/SportsCenter/status/1196272133145411584
グリーンのレアダンクにレイカーズベンチは沸いた。ステイプルズセンターも沸いた。
娘と一緒に観戦に訪れていたレイカーズレジェンドのコービー・ブライアントも手を叩いて喜んだ。チームメイトのドワイト・ハワードは、「AD(デイビス)かと思った。でも振り向いたらダニーだった。ショックだった」と試合後に話した。
https://twitter.com/Lakers/status/1196276386580709376
この日のレイカーズは122-101でホークスに圧勝。グリーンはダンクの他にも3本のスリーを沈めて11得点で活躍し、上機嫌だったに違いない。
だが試合後、そんなグリーンを待っていたのは、リーグによる抜き打ちのドーピング検査だった。グリーン自身がTwitterで検査について明かしている。
https://twitter.com/DGreen_14/status/1196560543655424000
「ダンク一本決めたら薬物検査きた」
– ダニー・グリーン
グリーンが久々にアスレチックなスーパープレイを決めた日に抜き打ち検査が実施されたのは、たぶん恐らく“ただの偶然”だろう。
なお今オフシーズンには、レイカーズのチームメイトであるアレックス・カルーソがリーグのドーピング検査の対象となった。
ただカルーソへの検査が実施されたのが、必要以上にカルーソをマッチョに仕立てたフォトショ画像がTwitterでバズった直後だったので、「NBAはネットの偽情報に反応したのか?」と話題になった。
▼問題のフォトショ画像
Via Twitter