サンズのダリオ・シャリッチ、前十字靭帯断裂で戦線離脱へ
NBAファイナル2021の初戦を快勝で飾ったフェニックス・サンズだが、その過程でバックアップセンターを失うこととなった。
サンズは現地7日、ダリオ・シャリッチが右ひざに前十字靭帯断裂の重傷を負ったことを発表。無期限でチームを離れることになるという。
シャリッチが負傷したのは、現地6日に行われたミルウォーキー・バックス戦の第1Q。ドライブからゴール下でシュートを放とうと踏ん張った際に膝を故障した様子で、間もなく足を引きずりながらロッカールームへと退場。翌日のMRI検査で前十字靭帯の断裂だと診断された。
2020-21レギュラーシーズンのシャリッチは、50試合で8.7得点、3.8リバウンドを平均し、サンズのウェスト2位シード獲得に貢献。プレイオフに入ってからは出場時間が大きく減少しているが、デアンドレ・エイトンのバックアップCという大事な役割を担っている。怪我でキャリア初のNBAファイナルが終わってしまうのは、さぞかし無念だろう。
センターポジションがやや手薄なサンズにとって、シャリッチの10~15分がなくなってしまうのは痛い。これからエイトンがオフの時間帯をどのように埋めるのか、モンティ・ウィリアムズHCの采配に注目が集まる。
参考記事:「ESPN」