TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
デマー・デローザン ブルズ
2021 8 13

デマー・デローザンのサイン&トレードが正式に成立、今季から背番号を「11」に変更

デマー・デローザン, ブルズ 0

シカゴ・ブルズは現地8月11日、サンアントニオ・スパーズとのトレードが正式に成立したことを発表した。

ブルズは今回のトレードで、サディアス・ヤング、アル・ファルーク・アミヌ、将来のドラフト1巡目指名権、2巡目指名権2つを放出。その見返りに、スパーズからデマー・デローザンをサイン&トレード(3年/8500万ドル)で獲得する。

Welcome to Chicago, @DeMar_DeRozan! pic.twitter.com/rEQqihZvOR

— Chicago Bulls (@chicagobulls) August 11, 2021

昨季のデローザンは、スパーズでの61試合で21.6得点、6.9アシスト(キャリアハイ)を平均。2018年にスパーズへと移籍してからは1度もオールスターに選ばれておらず、さらにここ2年間はプレイオフ進出を逃したが、ラプターズ時代と比べてプレイメイカーとして成長を遂げている。

▼2020-21デマー・デローザン

2021-22シカゴ・ブルズ

ブルズは今夏のフリーエージェンシーで大きく生まれ変わった。

デローザンの他にも、ギャレット・テンプル、トマーシュ・サトランスキー、2024年ドラフト2巡目指名権を放出して、ニューオリンズ・ペリカンズからサイン&トレードでロンゾ・ボール(4年8500万ドル)を獲得。さらにFAでアレックス・カルーソ、トニー・ブラッドリー、ジャボンテ・グリーンと契約している。

現時点で今季ブルズのデプスチャートは以下の通り:

  • PG:ロンゾ・ボール、コービー・ホワイト
  • SG:ザック・ラビーン、アレックス・カルーソ、トロイ・ブラウンJr.
  • SF:デマー・デローザン、トロイ・ブラウンJr.
  • PF:パトリック・ウィリアムズ
  • C:ニコラ・ブーチェビッチ、トニー・ブラッドリー

ザック・ラビーン、デマー・デローザン、ニコラ・ブーチェビッチのオールスター級3選手を中心としたロスターだ。

恐らく今季ブルズの先発ラインアップは、ロンゾ・ボール/ザック・ラビーン/デマー・デローザン/パトリック・ウィリアムズ/ニコラ・ブーチェビッチ。フロントコートのデプスを補強する必要はあるが、主力のオフェンス力は凄まじいことになりそう。

バックコートデュオとなるザック・ラビーンとロンゾ・ボールは、2人とも速攻で走りまくるダイナミックな選手。ラビーンとボールがトランジションで相手守備を掻き回し、遅れてきたブーチェビッチがトップ・オブ・ザ・キーからトレイルスリーを沈めるみたいなシーンが目に浮かぶ。

デローザンが入ることで、ハーフコートオフェンスでのフロアスペースを懸念する声も出ているが、デローザンはオフボールでもカットやポストアップで常に動き回るクリエイティブな選手。スリーを打たないのは確かだが、3Pラインからワンステップでロングツーをガンガン打ってくるので、ベン・シモンズやヤニス・アデトクンボのように常に距離を空けて守れる選手ではない。

今季ブルズの不安要素はやはりディフェンス面。ラビーン、デローザン、ブーチェビッチのコアは、3人とも守備が得意ではない選手ばかりだ。ただディフェンスでの弱点を覆せるほどの火力を持っている。

今オフでの人事により、ブルズがパワーアップしたのは確実。昨季ホークスのような大躍進を遂げられるかもしれない。

ただ再建の手順としては、ホークスとブルズはほぼ真逆。ホークスがトレイ・ヤングやジョン・コリンズ、デアンドレ・ハンターら若手中心の軸をドラフトで固めてからベテラン選手でロスター補強したのに対し、ブルズは将来のアセットを切り売りすることで今のコアを築き上げた。

ブルズはブーチェビッチとデローザンを獲得するため、2021年の8位指名を含む自軍のドラフト1巡目指名権を3つ放出。しばらくトレードアセットとしてドラフト1巡目指名権を使うことができなくなった。

ある意味、アセットを総放出して出来上がった今のブルズロスター。プレイオフ進出だけなら十分な戦力かもしれないが、今後2~3年でイースト制覇もしくは優勝を狙えるチームになるとは思えない。

もちろんチャンピオンシップがすべてではないが、そもそも2017年にジミー・バトラーとマックス契約を結ばずにトレード放出した理由は、カンファレンス5位~8位の中堅チームを脱却するための再建ムーブだったのではなかったのか?

参考記事:「NBA」

ユドニス・ハスレムが現役続行、ヒートでキャリア19年目突入へ 歴代屈指の3Pシューター カイル・コーバーがブルックリン・ネッツのコーチングスタッフ入りへ

Related Posts

デマー・デローザン 2万得点

ブログ

デマー・デローザンがNBA史上50人目の快挙、キャリア通算2万得点到達

デローザン 41得点

ブログ

デローザンがプレイオフ自己最多の41得点、ブルズとバックスのシリーズ1勝1敗へ

デマー・デローザン 8試合連続

ブログ

デローザンが8試合連続で35得点超え、NBA史上7人目の快挙

デマー・デローザン ウィルト

ブログ

デローザンがウィルト超えの大快挙、7試合連続で35得点&FG成功率50%以上をマーク

特集

  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    2020年6月27日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • バックボードを粉々にしたマイケル・ジョーダンのダンク、1985年
    バックボードを粉々にしたマイケル・ジョーダンのダンク、1985年
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【ミニドキュメンタリー】半年のトレーニングで人生初ダンクを決めた170cmのバスケ少年
    【ミニドキュメンタリー】半年のトレーニングで人生初ダンクを決めた170cmのバスケ少年
  • きっと誰かに言いたくなる、NBAの逸話的雑学エピソード4つ
    きっと誰かに言いたくなる、NBAの逸話的雑学エピソード4つ
  • 2011年ヒートの快挙: ビッグ3が同時に30得点/10リバウンド以上を記録した試合
    2011年ヒートの快挙: ビッグ3が同時に30得点/10リバウンド以上を記録した試合
  • 【動画】2013年のベスト・ダンク!?デアンドレ・ジョーダンのアリウープダンク
    【動画】2013年のベスト・ダンク!?デアンドレ・ジョーダンのアリウープダンク
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?
    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?
  • ケビン・ラブが左肩負傷、オリニクのプレーを批判
    ケビン・ラブが左肩負傷、オリニクのプレーを批判
  • デアンドレ・ジョーダンがキャリア初のスリーに成功!!
    デアンドレ・ジョーダンがキャリア初のスリーに成功!!

ランダム

  • ジミー・バトラー 45得点ジミー・バトラーがPOキャリアハイの45得点、ヒートをシリーズ開幕2連勝に牽引
  • サーシャ・ブヤチッチ ニックスサーシャ・ブヤチッチがニックスと契約
  • ラッセル・ウェストブルック レイカーズレイカーズとウィザーズがトレード合意、ラッセル・ウェストブルックがLAへ
  • ダリオ・サリッチ MVP来季76ersロスター候補のダリオ・サリッチ、五輪予選トリノ大会でMVP受賞
  • スパーズ グリズリーズ 第6戦スパーズが敵地で第6戦に勝利、第1ラウンドを突破

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes