デローザンがキャリアハイ45得点、ラプターズは22点差から大逆転
トロント・ラプターズのデマー・デローザンが、現地21日にウェルズファーゴ・センターで行われたフィラデルフィア・76ers戦で、自己キャリアベストとなる45得点をマーク。ラプターズは後半の大量得点差を跳ね返して114-109でシクサーズを破り、今季成績をイースト2位の22勝8敗とした。
この日のデローザンは、オフェンス面で唯一不得意なスキルであるロングレンジショットが絶好調で、9本中6本のスリーに成功。デローザンにとってキャリア通算10回目の40点ゲームで、ビンス・カーターに次いで球団最多2位となった。
▼歴代ラプターズの40点ゲーム
プレイヤー | 40pts | |
1 | ビンス・カーター | 14回 |
2 | デマー・デローザン | 10回 |
3 | クリス・ボッシュ | 9回 |
4 | カイル・ラウリー | 3回 |
第2Q中盤からシクサーズに圧倒され、後半開始直後で22点ビハインドに陥ったラプターズだったが、そこからデローザンの他にも、カイル・ラウリーやベンチ出場のデロン・ライトがステップアップし、大逆転劇を展開。特にライトは得点だけでなく、チャージドローやアシスト、スティール、オフェンスリバウンドなど攻守で流れを変えるファインプレイを連発し、第3Qカムバックの起爆剤となった。
最終的に114-109で勝利したラプターズは、ラウリーが23得点、ライトとサージ・イバカがそれぞれ12得点をマークしている。
4連敗となったシクサーズは、ベン・シモンズがチームハイの20得点、ロバート・コビントンが19得点、5スティールを記録。ダリオ・サリッチは18得点、10リバウンド、9アシストとあと一歩でトリプルダブルの好パフォーマンスを見せた。
▼サリッチ
今季開幕20試合で12勝8敗と勝ち越していたシクサーズだが、その後の11試合中9試合を落としており、12月21日現在で14勝17敗のイースト10位に転落(8位のニックスと3ゲーム差)。若き大黒柱のジョエル・エンビードは、トリプルOTに及んだサンダー戦で腰を負傷し、ここ3試合を欠場している。
ボックススコア:「NBA」