2019年1月のNBA月間賞: ドンチッチが3カ月連続でルーキー賞
NBAが現地2月2日、2018-19シーズン1月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
・イースト:ジョエル・エンビード
イースタンカンファレンスでは、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードがキャリア初のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス受賞を果たした。
エンビードは、1月に出場した15試合で29.2得点、13.8リバウンド、2.0ブロックを平均。12試合で20得点以上のダブルダブルをマークする安定したパフォーマンスを見せ、シクサーズを月間11勝4敗に導いた。
シクサーズの選手がプレイヤーズ・オブ・ザ・マンスに選出されたのは、2005年4月のアレン・アイバーソン以来約14年ぶり。球団史上では、アイバーソン(4回)、ジュリアス・アービング(3回)、チャールズ・バークレー(2回)、モーゼス・マローン(2回)に次いで、エンビードが5人目となる。
・ウェスト:ジェイムス・ハーデン
ウェスタンカンファレンスでは、ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが12月に続いて2カ月連続での受賞。
1月のハーデンは、14試合で43.6得点、8.7リバウンド、7.6アシストと驚異的な数字を記録し、クリス・ポールとクリント・カペラの主力2選手が大部分で欠場していたロケッツを月間8勝6敗に牽引。14試合すべてで30得点以上をマークし、14日と16日には2試合連続50得点ゲーム、23日のニックス戦ではキャリア最多の61得点をあげた。
ハーデンにとっては、今回でキャリア7回目のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス選出。アキーム・オラジュワン(6回)を追い抜き、ロケッツの球団最多記録を更新した。
ルーキーズ・オブ・ザ・マンス
2019年1月の月間最優秀新人賞は、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングと、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが受賞した。
2度目の選出となったヤングは、先月の14試合で18.7得点、7.2アシストを平均。ホークスの新人選手が複数回のルーキーズ・オブ・ザ・マンスを受賞するのは、2007-08シーズンのアル・ホーフォード以来初となる。
一方で3カ月連続での受賞を果たしたドンチッチは、1月の14試合で新人最多となる22.4得点、8.1リバウンド、6.4アシストを平均。マブスは月間6勝8敗で負け越したものの、10代の選手としては史上初となる30得点トリプルダブルを達成するなど活躍した。
参考記事:「NBA」