イーストのプレイオフ出場チームが決定
現地4日、イースタンカンファレンス9位のデトロイト・ピストンズが、本拠地リトルシーザーズ・アリーナで行なわれたフィラデルフィア・76ers戦に115-108で敗北。76ersが連勝記録を12に伸ばすと同時に、ピストンズの今季プレイオフ不参加が確実となり、イーストのポストシーズン進出8チームが決定した。
現地4月4日時点での順位は以下の通り:
今季レギュラーシーズンも残すところあと1週間となったが、現時点でイーストのシード争いは三層に分かれている。
ラプターズとセルティックスの首位争い
- トロント・ラプターズ:56勝22敗
- ボストン・セルティックス:53勝25敗
4試合を残した時点でラプターズとセルティックスの間には3ゲーム差があり、レギュラーシーズンの直接対決は2勝2敗のイーブン。この2チームのタイブレークの決め手となるカンファレンス成績では、すでにラプターズが埋まらない差をつけているため、ラプターズが圧倒的に有利な状況だ。
セルティックスが首位を奪取するためには、残り4試合でラプターズが全敗、セルティックスが全勝というシナリオしかない。
第1ラウンドのホームコート争い
- クリーブランド・キャバリアーズ:48勝30敗
- フィラデルフィア・76ers:48勝30敗
- インディアナ・ペイサーズ:46勝32敗
3チームとも残り4試合で、キャブスとシクサーズが同じ成績、ペイサーズが2ゲームビハインド。ただペイサーズは他の2チームに対してタイブレーカーを保有しているため(直接対決で両チームに勝ち越し)、3チームが最終的にタイになった場合、ペイサーズが3位シードを獲得する。
一方でキャブスと76ersのタイブレークは、現地6日に行われる直接対決の結果次第だ。
下位シード争い
- マイアミ・ヒート:43勝36敗
- ワシントン・ウィザーズ:42勝36敗
- ミルウォーキー・バックス:42勝36敗
残り試合数はヒートが3試合、ウィザーズとバックスが4試合。ヒートは両チームに対してタイブレークを保有しているため、6位シードを獲得できる可能性が高い。もしこのまま、第1ラウンドで3位のキャブス対6位のヒートのシリーズになれば、最高に盛り上がるはずだ。
ウィザーズとバックスのタイブレークについては、直接対決で2勝2敗のイーブンなため、残りシーズンの成績次第となっている。
ボックススコア:「NBA」