エルトン・ブランドが76ersのGM就任へ
今年6月の「コランジェロ騒動」から続いていたフィラデルフィア・76ersのGM探しがようやく終わる。
ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、76ersは昨年オフに球団のフロントオフィス入りした元オールスターのエルトン・ブランドを、チームの新GMに昇格させる模様。現地20日にチームから正式発表が出ると見られている。
1999年ドラフト全体1位指名のブランドは、ミドルレンジやローポストでの得点力、さらにディフェンス力も高い玄人好みのオールラウンド選手で、キャリア17シーズンをクリッパーズやシクサーズなど合計5チームでプレイし、15.9得点、8.5リバウンドを平均。ティム・ダンカンやケビン・ガーネット、ダーク・ノビツキー、クリス・ウェバーらがいた群雄割拠の00年代前半ウェストでやや陰に隠れていたが、クリッパーズ時代には平均20得点/10リバウンドを記録し、2006年のオールNBAセカンド・チームに選出された。
リーグトップクラスのPFとしての活躍が期待されたが、2007年にアキレス腱断裂の重傷を負い、28歳の若さにして選手としての全盛期が終了。2016年に現役引退を表明し、2017-18シーズンは76ers傘下のGリーグチーム「デラウェア・ブルー・コーツ」のGMを務めた。
Image by Keith Allison
参考記事:「ESPN」