エリック・ブレッドソーがバックスと4年の延長契約へ
現地3月1日、ミルウォーキー・バックスのジョン・ホーストGMは、ポイントガードのエリック・ブレッドソーと延長契約で合意したことを発表した。ESPNのAdrian Wojnarowski記者によれば、新契約の内容は4年/7000万ドルになるという。
今季のブレッドソーは61試合で15.9得点、5.5アシスト、4.7リバウンドを平均中。スリー成功率31.7%とロングレンジシューティングでやや精彩を欠いているものの、アデトクンボ+シューター陣が作り出すフロアスペースを最大限に活用してドライブからリムで効率良く得点をあげており(2Pの成功率は60%以上!)、攻守に強いツーウェイのコンボガードとして今季バックスの躍進に大貢献している。
最近のリーグだと、シーズン半ばで大型の延長契約が成立するケースは珍しい気がする。特にブレッドソークラスの選手ならば、無制限FAとなる今夏まで待てばもっと高額なオファーを手にできたかもしれない。
新契約を獲得したブレッドソーは、同日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦でさっそく大活躍を見せ、31分の出場で今季自己ベストの31得点をマーク。バックスは第3Q中盤で12点ビハインドに陥り苦戦したが、最終ピリオドを38対26でアウトスコアし、131-120でレイカーズを破った。
バックスはオフシーズンのフリーエージェンシーでまだまだ課題が山積み。今夏はクリス・ミドルトン(オプション)、マルコム・ブログドン、ブルック・ロペス、ニコラ・ミロティッチらがFAとなる。
参考記事:「ESPN」