40歳のパウと36歳のマルク、ガソル兄弟が東京オリンピック出場を目指す
世界中のバスケットボールファンにとって、東京五輪での楽しみがまた一つ増える。
スペイン代表の男子バスケットボールチームは先週末、東京オリンピックに向けた最終ロスター候補18名を発表。その中には、パウ・ガソルとマルク・ガソルの兄弟の名前があった。
兄パウは2001年ユーロバスケット、弟マルクは2006年FIBA東京大会でそれぞれシニアの国際試合デビュー。長年に渡り兄弟で代表チームの大黒柱を務め、その間にオリンピック/ワールドカップでスペインを金メダル2つ、銀メダル2つ、銅メダル1つという大成功に導いた。
▼ガソル兄弟の国際試合キャリア
金メダル | 銀メダル | 銅メダル | |
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パウ・ガソル | 2006年FIBA東京 | 2008年北京五輪 2012年ロンドン五輪 | 2016年リオ五輪 |
マルク・ガソル | 2006年FIBA東京 2019年FIBA中国 | 2008年北京五輪 2012年ロンドン五輪 | なし |
▼2008北京五輪では、『ドリームチーム』に次ぐ史上最強軍団とされる『リディーム・チーム』を決勝でギリギリまで追い詰めたガソル兄弟のスペイン
2016年のリオ五輪では、弟マルクが骨折のため欠場。2019年のFIBAワールドカップ中国大会では、兄パウが開催3カ月前に疲労骨折で手術を受けたため代表チーム入りを辞退した。
オリンピックに出場できるのは各チーム12選手。もしガソル兄弟がどちらもスペイン代表の最終ロスターに残れば、2人が主要な国際大会で共にプレイするのは2017年のユーロバスケット以来となる。
参考記事:「スペイン代表」