2017年3月のNBA月間賞: アデトクンボとリラードがキャリア初の最優秀選手
NBAが現地4月3日、2016-17シーズン3月のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス
・EAST: ヤニス・アデトクンボ
イースタンカンファレンスは、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボがキャリア初の受賞を果たした。
アデトクンボは3月に行われた14試合で22.4得点、8.4リバウンド、4.9アシスト、1.8ブロック、1.4スティールを平均。3試合で30得点以上、5試合でダブルダブルを記録するなどオールラウンドに大活躍し、バックスを球団史上3位の月間勝利数となる14勝(4敗)へと導いた。バックスの選手がプレイヤーズ・オブ・ザ・マンスに選出されたのは、2004年1月のマイケル・レッド以来13年ぶりとなる。
今季前半を25勝30敗のイースト9位で終え、さらにジャバリ・パーカーが2月序盤に戦線離脱と、雲行きの怪しかったバックスだが、オールスターブレイク以降は、クリス・ミドルトンの復帰もあり、勝率68.2%と大きく調子を上げ、4月3日の時点でイースト5位に浮上している。
▼3月24日ホークス戦ハイライト
・WEST: デイミアン・リラード
ウェスタンカンファレンスは、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが同じくキャリア初選出。3月19日のヒート戦でシーズンハイの49得点をマークした他、16試合で29.1得点(リーグ3位)、6.0アシスト、4.4リバウンド、1.44スティールを平均し、ブレイザーズを月間リーグ1位となる13勝3敗に牽引した。ブレイザーズからの月間最優秀選手受賞は、2011年2月のラマーカス・オルドリッジ以来初で、リラードが球団史上4人目となる。
▼シーズンハイ49得点
ルーキー・オブ・ザ・マンス
イースタンカンファレンスのルーキー・オブ・ザ・マンスは、3月に18.4得点、7.0リバウンドを記録したフィラデルフィア・76ersのダリオ・サリッチが2月に続いて再び受賞。11月~1月はチームメイトのジョエル・エンビードが獲得しており、今季のイースト月間ルーキー賞はシクサーズが独占している。
ウェスタンカンファレンスでは、デマーカス・カズンズのトレードでペリカンズからキングスへと移籍したバディ・ヒールドが、12月に次いで今季2度目の選出を果たした(16試合でウェスト新人首位の14.1得点、スリー成功率42.5%)。
▼2017年3月のTopプレイ
参考記事:「NBA」