元NBAスターのアリーナス、レブロンと揉めたスチュワートに忠告「ブダペストに飛ばされるぞ」
レブロン・ジェームズのフレイグラントファウル2がきっかけで乱闘寸前の大荒れとなった現地11月21日のロサンゼルス・レイカーズ対デトロイト・ピストンズ戦。顔から流血しながらレブロンに何度も突撃しようとするピストンズのアイザイア・スチュワートの姿が特に印象的だった。
試合後、NBAご意見番のギルバート・アリーナスは自身のインスタグラムでアクシデントについて言及。リーグへの皮肉をたっぷり交えながら、“キング”に逆らったスチュワートに対してアドバイスを送った。
「ヘイ、ブラザー。お前に真実を告げてやるよ。今から冬用のジャケットとブーツを用意しておけ。なぜなら、これから君はどこか(ブダペストとか)にトレードで飛ばされるからだ。どれだけ血が目に流れ込もうとも、テレビ中継中に“キング”に突撃しようとするなんて絶対に許されない行為。薬物中毒を疑われてドラッグテストの対象になるだけだ。『NBAでは御法度』、君は乱闘に関するNBAの通達を読んでいないのだろう。まず第1に、レブロンとデュラントには絶対に手を出してはならない。第2に、GSWのライト・スキン・ボーイズ、ステフ・カリーとクレイ・トンプソンにも舐めた態度を取るな。第3に、処罰なしに喧嘩を許されるのは、ラジョン・ロンドもしくはクリス・ポールが所属するチームのみ。そして第4に、悪ぶりたいならまずチームメイトの制止を待て。それからWWEのように(観客に向けて)アピールしろ。俺からのアドバイスはそんなところだ。これから頑張ってね😌」
「PS:ロッカールームに拳銃を持ち込むよりも酷い事件だったね。“殺人未遂”だったと言えるかもしれない😇😬。君が救われる道はたった2つ。MJ(ジョーダン)がピッペンのシーンをすべて削除した『Last Dance』の第11話を公開するか。もしくはベネッサ・ブライアントが『The Mamba』のラストシーズンを公開するか。そのどちらかだ。俺が口から出まかせを言っていると思うなら、エネス・カンターに聞いてみればいい。彼は2016-17シーズンの試合で“キング”に接近しすぎたため、それからずっとトルコの大統領から命を狙われている🏃♂️🤔😬😇」
– ギルバート・アリーナス
ちなみにブダペストはハンガリーの首都だ。
今回の乱闘騒ぎを受け、NBAはレブロン・ジェームズに1試合、アイザイア・スチュワートに2試合の出場停止処分を科した。レブロンにとって約28万4000ドル、スチュワートにとって約4万5000ドルの減給となる。
The Athleticによると、レブロンは試合後にスチュワートの電話番号を調べて謝罪しようとしていたそうだ。
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